野性派でいこう!

日々の徒然です。子供四人。自然派。遺跡発掘事務所でお仕事。遺跡発掘調査で働き、やっぱり描いたり書いたりする日々。

日曜日の少年。

2016-05-08 20:51:24 | 日記

サッカーの練習は、お昼までなのに

末っ子は、帰ってくる気配が一向にしない。

練習後に食べる軽食でおにぎりを一個持っていったから、安心して遊んでいるらしい。

よし。
わたしはわたしでお散歩だ!

いつもは車でスィーな道をテクテク歩いていく事にした。運動不足すぎて死にそうなのだ。


しばらく行くと、
前に小さな背中が大きなリュックを背負った二つの影。

末っ子のサッカー友達の弟の二年生坊主たちだ。

声をかける。

午前中のサッカー練習を終えて、解散して
また一緒にサッカーして遊ぶんでグランドに行くんだって。

目指す方向が一緒だ。

一緒にあるきだす。

こないだここを入っていったら、おばあさんにおこられちゃったんだよ。

じゃあ、こっちへ行ってみようよ!

この道はどこに通じるかな
と、冒険みたいになる。



草を分けいり、川を越えて、石垣を登り、

やったね。でごきげん。

一回一回、後ろを振り返って、

こっちを歩いたほうがいいよ。

と、気遣ってくれる小さな紳士。

別れ道で、

じゃあね、またね。


小さいけど、たくましい背中。
ついていったら、もっと面白い事があったかもしれないなあ。