野性派でいこう!

日々の徒然です。子供四人。自然派。遺跡発掘事務所でお仕事。遺跡発掘調査で働き、やっぱり描いたり書いたりする日々。

着地!!

2016-05-27 07:16:06 | 旅行

メキシコシティに着くと、長い長い入国審査の列に並んだ。

メキシコに入国して、次は飛行機乗り換えだ。

乗り換えターミナルの掲示板に行ったが、次に乗る飛行機の搭乗口の欄が空欄。

近くに空港スタッフがいる。
彼らは二人とも車椅子だ。

車椅子の人が、普通に働いている。

一人の方に、

オラ。
と、言ってみる。
ドンデ ミ ゲート?
ドンデ どこ。
ミ わたしの
ゲート は、搭乗口のつもり。

英語でも、スペイン語でも、その辺の言葉を組み合わせて、言いたい事を言ってみるのが面白い。

伝わっているのかいないのかは、数撃ちゃ当たる方式。
とにかく、いろいろ言ってみる。

しかし、運良くうまく伝わったとしても、
たいていは、返ってくる相手の言葉がなんて言ってるかわからない!!

全く一人よがりの異文化交流なのである。

 

スペイン語話せる?英語話せる?

スタッフに、聞かれる。

ノ~!ノ~!!話せない。

さっきの入国審査でも貫いた。

世界には、英語とスペイン語だけじゃないのを知らしめなきゃいけない。
話せなくても、堂々といく。

困ったね。
まだ、搭乗口は出てないから、3時にまたここに来て。

と、言われたみたいだから、ありがとうと言って、待合場所に移動。

 

気がつくと、列に並んでいた日本人たちが誰もいない。ツアー客もけっこういたのに、みんなカンクン方面に行ってしまったらしい。

一人旅慣れしたお友達が、
日本人なんてどこにでもいるから大丈夫。
と、言っていたけど、いないぞ。

と、思いつつ、全然ビビッていない自分に気がつく。

メキシコの人たちが、褐色の肌に黒い髪と目。どこか、日本人と親近感を覚えるからかもしれない。

わたしなんて単純だから、外国人と言うと、金髪青い目をすぐに思い浮かべてしまっていたけれど、

実際、世界のパーセンテージで言うと、アングロサクソンの人々の割合はそんなに多くないんじゃないの?

 

待合場所ではみんなダラダラしている。

携帯の充電のスポットがある。

日本で調べてきた無料Wifiにはいるやり方をやってみる。

繋がった!

さあ、これで、なんとかなる度が高まった。

 

そうこうしているうちに、さて、3時。

さっきの場所に、行ってみる。

まだ、搭乗口の欄は空欄。
他の飛行機の搭乗口の欄は次々とうまっていく。
わたしの乗る飛行機だけが、不明!

どうしたら、いいの!!??

さっきのスタッフに、もう一度声をかけると、
インフォメーションカウンターに連れて行かれる。

そこで、また、いろいろ言ってみる。

搭乗口が決まってないってどう言う事さ。
飛行機飛ぶの飛ばないの?
わたしは乗れるの乗れないの?

日本人ですか?

ふいに日本語がした。

隣でスペイン語でスタッフと話していた青年の口から、日本語が!!

 

おおお!
結局また、どうにかうまく行っちゃうんだわ、わたし!