さて、10ヶ月ぶりの娘は、全然変わりなく、いた。
オー!!なんて言って、メキシコ式に挨拶。
ホストマザーにも挨拶。
娘は、わたしを見て、
平たい顔族。
と、つぶやいた。
ふん、おまえもだ!!
空港で、偶然、チェコからの留学生仲間に会う。ディズニーの白雪姫の王子様みたいな彼と、
娘は、自然にメキシコ式に挨拶、ハグハグ。ええなあ。
ホストマザーのお宅まで、乾いた光景の中を飛ばす。
ホントに飛ばす。すごく飛ばす。
グアナファト市のゲートをくぐると、ビックサンダーマウンテンとそっくりの世界。
ママの運転が、余計にそう思わせる。
ホストマザーのお宅は、丘の上。
お家が斜面にへばりつくような造りで、螺旋状になっていて面白い。
荷物を置いたら、さあ、ロータリークラブの例会へ。
一度に30人くらいのメキシコの方に会ったので、名前や顔を一致させてる暇がない。
女の方はみんなオシャレで美しく、
男の方は、みんな陽気なオヤジ!
この例会で、娘が、全然わたしに連絡をよこさない理由がわかった。
とにかく、楽しくみなさんに馴染んでいるのだ。
娘のレポート発表の時は、なにを話してるのかわからないが、オヤジたちの爆笑を誘っていたし、
会食の時になるとしょっちゅう呼ばれて話し込んでいる。
大きな窓が開け離れたホールで、夜の風がそよいでくる。
わたしは、連続何時間起きているんだ?
アドレナリンがでているのか、疲れたという感じもないのだけれど、
遠くに見える道路のライトがオレンジで不思議。
あの感じ、まるで、御殿場あたりの高速道路の風景みたい。
ああ、やっぱり、わたし、疲れてんのか!