あけました。
おめでとうございます。
昨晩、実家の近くのお寺と神社にお参り。
夜中に21歳と11歳の息子と仙石原の街を歩く。
空気が寒さで張り詰めている。
満点の星空と、通りのホテルや山の中の別荘地の窓に灯りがともっているのがつながっている。
祝祭の夜。クリスマスみたいだな。
秋には、すっかり人が少なくなったと感じたわたしの育った小さな集落。
しかし、昨夜の初詣は、賑やかだった。
すっかり、ゆく年くる年仕様におめかしされたいつものお寺。
美しく飾られた門、大きな御賽銭箱、ダルマを配るテント、門松のイメージのフラワーアレンジメントにはスポットライトがあたっている。
新しい年をお迎えしようと人々が準備したんだな。
みんな、新しい年が来る
と信じて、そして、ちゃんと来たもんなあ、と、ぼんやりと思った。
やっぱり、ちゃんと来てくれた新しい年に感謝をあらわすとしたら、
おめでとう、という言葉がぴったりだ。
今年は、わたしも信じみようと思った。
ワサワサ動くのはやめて、ちゃんと来る。自分の根っこ、を信じてみよう。