朝方に見た朴の夢。
夢の中の私。
その私は今ほど目尻の皺も深くなく、生活に疲れている風でもない年齢です。
見た夢の意味が分からないけれど、恐らく、30歳くらいのピュアさと狡さが程よく入り混じった時期の自分だったかもしれません。
夢の中の私は、米国の何処かの緑溢れる小さな街で慎ましく住んでいる彼女の家に転がりこんでいるのでした。
英国や東欧州ではなく米国なんですよ
。家の広さとか、窓から射す光や空気が。
夢はタダですし、君らジムメイトに迷惑かけちゃいませんからね。ふたりはソファでイチャついて、
愛を囁きあっているのです。
彼女は日本人だったはず。
だって日本語で話していたし。
彼女はあまりにも美しくて聡明。
ダメダメな私は顔さえまともに見ることができないのです。
芸能人や女優に似ている気がするのですが、恥かしくて顔も見れない私ですから、彼女が誰に似ているのか良くわからないんです。
美しい彼女は、それでもこんなおっさんを大事にしてくれるのですが、彼女が一体誰のか分からないまま目が覚めました。
彼女は誰?
寝る前に観たTVに出てたかな?
朝起きてTV観ても違うなあ。
毎朝すれ違う、覚えてない電車の誰かでもないし。
ジムですれ違ったひとでもないし。家族でもない。何処ですれ違ってハッとした気持ちをしまいこんでいたりしたかも。
その顔が思い出せない美しい夢のひとは一体だれだったのだろう?