瑞穂区太田町の住宅街で昭和30年代頃の琺瑯製の地名案内板を見つけました。
書かれた字体がいかにも昭和っぽいですが、高辻電停とあるのは名古屋市電(昭和49年全廃)の停留所のことで、福徳相互銀行はとっくに破綻して現在は存在しません。
■昭和30年代で時が止まってしまった案内板。今日もひっそりと路地の片隅で時を刻んでいます。
■ちなみにこちらは現在の名古屋市の地名案内板。
「ここは〇〇」というフレーズと、寄贈スポンサーの広告がなくなりました。
■愛知県丹羽郡扶桑町の琺瑯製地名案内板。
字体とフレーズもばっちりで、寄贈スポンサーの「洋品なら いづみや」が良い味です。
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