瑞穂区太田町の洋館散策を終え南に向かい、雁道界隈の昔ながらの商店街を歩きました。
雁道地区は堀田通りの雁道交差点から東へ延びる雁道通商店街と、南北に交差する賑町商店街を中心に大正時代からにぎわった市内でも歴史のある商店街で、現在も昭和レトロな商店が残っています。
訪れたのは11月3日土曜の祝日でしたが、各地の古い商店街のご多分に漏れず、多くの店舗がシャッターを下ろしたままで、買い物客の姿もほとんど見かけず通りも閑散としています。
かつては大勢の人でにぎわったであろう商店街の面影は見る影もなく、商店街を歩きながら過ぎ去った遠い時代に思いを馳せると、しみじみ感がこみあげます。
■雁道書店の「雁」の字が取れたままの古い本屋さん。
■「パッチワークキルト」の古い看板に昭和が香る。
■閉店してからどれだけの月日が流れたのでしょう、網看板が往時を語ります。店名のロゴが昭和っぽく秀逸です。
■名古屋では珍しい洋風のファサードをしっかり造りこんだ本格的看板建築。(賑町商店街)
■レトロ度はかなりのものですが営業中なのが嬉しい。