外壁の一部分だけタイル貼りにしている古い商店や住宅も多く見られます。
当時の流行もあるのでしょうが、タイルの種類や使い方のバリエーションが豊富なので、現代の建築には無い面白さがあって見ていて飽きません。
多治見の町も戦前の古い建物はどんどん壊され、新しいマンションや住宅、駐車場に変わっています。
昭和の建物が残る昔ながらの町並みが消え去るのも、そう遠い未来ではないのかもしれません。
■玄関廻りだけスクラッチタイル貼りの理容店(御幸町)
■コーナーと出入り口、窓廻りはスクラッチタイルを使用(御幸町)
■連子格子の古い商家ですが腰のタイルが良い味です(新町)
■昭和30~40年代頃の築でしょうか?建物の角をタイル貼りにしたのが効いています(新町)
■外壁は全面コンクリートでもよさそうですが、あえて腰に豆タイルを廻しています(錦町)
■画像では分かりにくいですが、赤と青の豆タイルを貼っています(広小路)
■壁のパステルトーンとショーウインドウの緑と白の市松模様が何とも良い感じです(新町)
撮影:2013/04/29