かどの煙草屋までの旅 

路上散策で見つけた気になるものたち…
ちょっと昔の近代の風景に心惹かれます

多治見の建築散歩(6)~昔ながらの商店街編

2013-06-16 | まち歩き


現在多治見の商業の中心は多治見駅の北側を通る幹線道路(国道19号)沿いの地域で、車で来店しやすい大駐車場完備の大型店やチェーン店が軒を連ねています。
戦前に発展した土岐川の南に拡がる多治見の旧市街には、昔ながらの昭和な商店街が残っていますが、廃業閉店している店舗がほとんどで、通りはゴーストタウンさながらの状態です。

■昭和橋の南から東へ延びる広小路商店街



■ほとんどの店が廃業しそのまま放置され、さびれ具合もはんぱない状態で、商店街ごと現代から取り残され時間が止まっているようです



■かつては「抜けられます」のフレーズがぴったりだった飲み屋街入口
毎夜酔客でにぎわった日々は遠い昔、銀座センターは廃墟探検ツアーの入り口と化しています



■新町銀座商店街
多治見橋南の交差点から北へ延びる通りで、広小路商店街までのほんの200メートルほどの小さな商店街です



■アーケードがある本格的な商店街ですが、さびれ具合は広小路商店街と良い勝負です
無人の通りにかけられた「楽しいショッピングはぎんざ」の看板に寂寥感がつのります



■日本各地に銀座と名のつく商店街は数知れず、ここの銀座もご多分に漏れず昭和レトロ感満載です!



■昭和40年代の子供の頃を思い出す昭和の商店が元気に営業しています



■このまま映画のロケに使えそうな昭和30~40年代の商店





撮影:2013/04/29