素浪人旅日記

2009年3月31日に35年の教師生活を終え、無職の身となって歩む毎日の中で、心に浮かぶさまざまなことを綴っていきたい。

地デジ化完全実施

2011年07月25日 | 日記
 台風の影響をうけたグズグズした天気が終わった途端、蝉の声に支配されている。庭にも蝉の抜け殻を見つけることがある。今朝珍しく抜け殻と蝉のツーショットが撮れた。

  最近は5時30分に起きているが、静かな朝の空気を楽しめるのはほんの30分。太陽の光がさしはじめるとオーケストラの指揮者がタクトをふったように一斉に蝉が鳴きだすのである。騒音公害とならないところが自然の妙。本格的な夏の到来を感じる。

 24日にアナログからデジタル放送に完全に切り替わったが、驚いたのはギリギリでの駆け込み需要の多いこと。あれだけ宣伝活動をしてきたのにという感がある。追い詰められないと人間は動かないということか。

 テスト前日にバタバタする生徒も然り。計画的にきっちり先を読んで準備をする人は少数派なんだと今回の騒ぎを見てつくづく思った。朝刊のテレビ欄にNHK以外のBSも同じ紙面に掲載されるようになったことはありがたい。最近はBSに良質な番組が多い。

 アナログよりデジタルのほうがあつかいやすい。しかし、生活の基盤であるこの世は確実にアナログの世界である。グレイゾーンとかあいまいというところに価値が存在することを忘れないでいきたい。
コメント (1)
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