素浪人旅日記

2009年3月31日に35年の教師生活を終え、無職の身となって歩む毎日の中で、心に浮かぶさまざまなことを綴っていきたい。

梅雨明け間近かを告げる雷鳴か?

2021年07月14日 | 日記
 連日、午後になると天気が急変する。他の地域の様子をニュースで見ると私の生活圏はましな方だと思う。それでも今日の雷はひっきりなしに鳴り響き心地よいものではなかった。小さい時、祖母から「雷が鳴ると梅雨が明ける」とよく聞かされた。暑い夏の始まりなのだが、そう聞くと晴れがましい気持ちになり雷鳴にも恐怖より歓喜の響きを感じたものだった。

 時間つぶしに「日本の歳時記」(小学館)の夏の天文のページをめくっていると【送り梅雨】という項目があった。次のような解説があった。
『梅雨明けが近づく頃、雷鳴をともなう豪雨が降る。これを「送り梅雨」と呼ぶのは、長く続いた送ってしまいたいという思いが潜んでいよう。しかし、雨季が突然乾季になるような変化をしないのが日本の風土の特色で、一気に梅雨が明けるという年はあまりない。数日晴れても、またぶり返したように雨が降るのを、「返り梅雨」「戻り梅雨」と呼ぶ。こうして季節は徐々に移ってゆく。』

 梅雨前線は天気図からは消えたが、太平洋高気圧からの湿った空気と日本海上空から流れ込んでいる寒気がぶつかって不安定な天気が少し続きそう。

「送りコロナ」という言葉も追加したい気分。「返りコロナ」「戻りコロナ」はごめんだが、東京都の新規感染者が1000人を超えた。大阪も200人を超え神奈川県と肩を並べてきた。ここにも暗雲が。
コメント
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