素浪人旅日記

2009年3月31日に35年の教師生活を終え、無職の身となって歩む毎日の中で、心に浮かぶさまざまなことを綴っていきたい。

蝉の声

2021年07月25日 | 日記
 朝は5時過ぎに起きる。日の出の時刻が遅くなってきたことを実感する。お日様の姿が見える6時前までは連日の猛暑を忘れさせてくれる涼しげな空気が流れている。この1時間弱が1日の中で一番過ごしやすい。仕事がよくはかどる。日の出とともに蝉の鳴き声がボリュームアップとなる。

 蝉の鳴き声を、「うるさい」と感じるか、「生命の逞しさ」を感じるか、逆に「生命のはかなさ」を感じるかはその日の自分の心身の調子による。同じものでも自分の心の持ちようで見え方が違う。高校の時愛読した島崎敏樹さんの著書が思い出される。

 今日は、「生命の逞しさ」を感じた日だった。こういう日は何事もよくはかどる。
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