悪い汗

　3日間の休館日が明けたので午後ジムに出かけた。その間は3km外ランをしたぐらいで運動はほとんどしてなかったので、筋トレの合間合間に1kmのランニングを入れて体の調子を見ながらならしていくようにした。
　ジムに通い出してから12年になるので汗の出方で体の調子を測ることができるようになった。心地よい汗と悪い汗がある。20代の頃は体育祭で、3年男子の800mリレーに職員チームを結成して参加していた。情けないことに走り終わった後は気分が悪くなって保健室でダウンしていた。この時出てくる汗が最悪のもの。いわゆる冷や汗である。
　今日は、これに近い汗が出て来た。良い汗の時は発汗とともに体温が下がるという感覚だが、今日は熱がこもるという感覚である。水分をとりながら扇風機や冷房の風が良く当たる場所で体を冷やしたが、時節柄、飛沫に敏感な人も多いのであまり長時間居ることもできない。
　最後に、アークトレーナーで38分間、6kmで締めくくったがやはり悪い汗だった。こういう時は自転車で帰るのがつらく感じる。特に最後の坂道では背中に西日が突き刺さるのでさらに冷や汗が出る。
　あのリレーの後の状態が帰宅後生じた。1時間ほど身動きできず耐えるしかなかった。冷や汗がおさまって回復に向かう時の心地よさも知っているので時を待つしかない。とんでもない8月のスタートとなった。