素浪人旅日記

2009年3月31日に35年の教師生活を終え、無職の身となって歩む毎日の中で、心に浮かぶさまざまなことを綴っていきたい。

「たんぱく質」の摂り方に疑問符が付く

2024年09月13日 | 日記
 単純に摂ればいいと思い1年間過ごして来た私の中で、「たんぱく質」の摂り方に疑問符が付くことになったのは7月22日に受診した「特定健診」の結果が8月中旬に送付されてきてからである。

 仕事をしている頃から、脂質検査の結果が思わしくなく注意を受けていた。今回初めてトリグリセライド(中性脂肪)の値が136mg/dLと149mg/dL内になった。やれやれと思ったら胸部X鮮検査所見に「肺腫瘍の疑い・要医療」とあった。予期せぬことに驚いたが、ぐずぐずしていてもダメなので大阪複十字病院で精密検査を受けた。結果は「異状なし」ということでホッと一息ついた。

 病院で、自分の番が回ってくるまで2時間近く待たなければいけなかった。その間、さまざまな方の行き交う様子を見ていると健康であることの大切さを痛感した。血液検査の結果体内で腫瘍のできている値は出ていないと告げられ時、医者から健康診査結果の数値は良く見ておいた方が良いと言われたのでもう一度添付されていた【健診結果の見かた】と一緒にじっくり数値を確認した。

 これまで脂質検査以外の数値はしっかり見ていなかったが、よく見ると腎機能に関する数値に要指導、要医療の判定があった。数値にチェックの入っている項目は①尿素窒素 ②血清尿酸 ③eGFR の3つ。解説を読むと
 ①尿素窒素⇒たんぱく質の分解による老廃物の1種です。腎臓での排泄機能に異常があると値が高くなります。
 ②血清尿酸⇒内臓脂肪が蓄積されると肝臓で分解される老廃物の1種です。腎機能低下や尿路結石、痛風を見つける手がかりになります。
 ③eGFR ⇒老廃物を尿として排泄する能力が腎臓にどれくらいあるのかクレアチニン値、性別、年齢から推測したものです。
       値が低いほど、腎機能の低下が疑われます。

とあった。要は腎機能の低下が認められるということ。腎機能についてはこれまで考えたこともなかったので「これはイカン!」と反省した。

 いろいろ調べてみると、一度落ちた腎機能を戻すことは今の時点では不可能ということが分かった。したがって、いかに腎機能の低下を遅らせるかということを意識しないといけない。そのアドバイスの中に、

 食事では、タンパク質の過剰摂取を避けましょう。タンパク質を多く摂り過ぎると、体内で老廃物が増える原因となり、腎臓に負担がかかります。
 一方で、糖質や脂質などの食事から得るエネルギーが不足すると、体内に存在するタンパク質が優先して消費されるため、かえって老廃物が増加します。
 一日3食を心がけ、油脂を適切に使用し、でんぷんを多く含む食品を摂取してください。


というのがあった。「たんぱく質は摂らないとだめ」と考えて過ごしてきたが「摂り過ぎはだめ」が入り、その塩梅が分からなくなっているのが今の私である。一度医療機関の受診が必要なのかなと迷う毎日。
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