素浪人旅日記

2009年3月31日に35年の教師生活を終え、無職の身となって歩む毎日の中で、心に浮かぶさまざまなことを綴っていきたい。

年末の階段

2024年12月29日 | 日記
 ジムは27日(金)が今年の最終日。1年間無事に通い続けることができたことをお互いに喜び合い、来年もよろしくと別れる。年末の階段をまた一つ上がった気分になる。昨日は50年近く通っている理髪店に。「髪の毛が少なくなってきたのに高い金を払ってもったいない」と言われるが、50分弱2代目の店主と世間話をしながら過ごす時間は捨て難い。

 髭剃りをはさんで、前半はホンダと日産の経営統合から電気自動車の行末、電力の確保の難しさが話題。電気を作り、蓄電する技術がなかなか進まないことにもどかしさを感じる。「それじゃ消費量を減らすために電化製品のなかった時代の生活にもどるか?」ということでどこまで我慢できるかという話で懐古談となった。そして昔の生活に戻ることは到底できないという当たり前の結論に落ち着く。

 後半は大阪万博の話。店主はチケットを買ったという。ネットで購入する時の煩雑さには辟易したという。私は前回の万博で、人の多さに懲りている。と話すと「私は生まれていなくて知らないので」という返事。半世紀以上前の話かと改めて認識した次第。

 頭がさっぱりすると片付けもてきぱきと進むから不思議。仕事もしていないし、誰も来ないからことさら大掃除をする必要はないのだが、小さい時からの習慣が身に沁みているのか気持ちが落ち着かない。

 買い物も、イオンやフレンドタウンは元旦から営業しているし、遅いところでも4日には普通営業となる。慌てて買いだめしなくてもいいのだが、1週間ほど店が閉まっていた頃の習慣が抜けきれない。

 一歩一歩年末の階段を上がってきて、あと2段。とにもかくにも穏やかな年明けとなることを祈るのみ。
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