素浪人旅日記

2009年3月31日に35年の教師生活を終え、無職の身となって歩む毎日の中で、心に浮かぶさまざまなことを綴っていきたい。

奈良公園誕生日

2024年02月14日 | 日記
夜勤明けの息子が15時過ぎに「車使うけどいいか?」と声をかけてきた。奈良に行ってくるというので「今から?」と訝る私に「今日、奈良公園の誕生日で、バースデーイベントがあるみたいやで」と偶然見つけたらしい情報を教えてくれた。
2月8日から開催されている奈良の冬を彩る灯りイベント「しあわせ回廊なら瑠璃絵」の最終日とのこと。
 奈良公園バースデーイベント
明治13(1880)年2月14日に奈良公園が開設されました。
今年は144 回目のお誕生日! みんなでお祝いしましょう。
バースデーイベント、バースデー花火実施予定
※花火は19時30分~
※荒天中止時、順延なし


 「このタイミングを逃す手はない」と出かけて行った。帰ってきたの21時過ぎであった。奈良公園の広さには辟易したみたいだが、ライトアップやイルミネーション、花火は楽しめたようだ。ただ、東大寺の大仏殿夜間特別開扉が日祝日のみだったことを残念がっていた。

 興福寺の五重塔の修復工事の進展ぶりを尋ねると、まだ下層部分のみ覆われていて上層部の塔は見ることができるとのこと。以前、私が行った時と同じ状態のようだ。「とにかく10年かけての修復なので遅々たる歩みだろうな」と言うと「10年か、還暦近くになってるな。見に行く気力と体力があるかな?」と息子がつぶやいた。思わず笑ってしまった。「私は83歳。でも仕事やめてからもう15年経ったこと考えると、アッという間かもしれない」が落ちとなった。息子は遅い夕食を終え2階に、私は風呂。

 湯船につかりながら明治13(1880)年、144回目の誕生日、という数字から廃仏毀釈との関係があるのかなと漠然と思った。そこで、風呂から出て「廃仏毀釈と興福寺」で検索してみるとブログ【歴史逍遥『しばやんの日々』】に出合った。参考になった。

興福寺は廃寺となり、五重塔は売りに出された~~興福寺1

『神仏分離史料第二巻』に仏教史学者・大屋徳城の「奈良における神仏分離」という論考が収められていて、そこには「奈良における神仏分離・廃仏毀釈は興福寺が最も激烈であ...

歴史逍遥『しばやんの日々』

 


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