素浪人旅日記

2009年3月31日に35年の教師生活を終え、無職の身となって歩む毎日の中で、心に浮かぶさまざまなことを綴っていきたい。

7月後半、足の回復に驚く

2021年07月26日 | 日記
 6月の中旬から7月初旬にかけて足の状態は最悪であった。もともと痛めていた左に加え右足の膝周りの筋肉が硬直化している感じであった。そのため長い距離を走ることができず、1km~3kmを休憩を入れながら走るというインターバルトレーニングのような状態を続けていた。

 7月に入った2日間は、コツコツ作戦もままならない状態で、完全休養を取った。だいたい月末はペースダウンするので月初めは結構距離を稼ぐことが多い。去年の7月は2日間とも10kmを走り計20kmあった。出だしでいきなり20kmの差は大きい。しかも去年と違って今年は7月のラスト3日間が休館日となっている。猛暑の中、外でジム並みの距離を走るのは不可能に近い。実質25日間で去年の7月、211kmを超えるのはハードルが高いと感じた。単純に割って1日8.44㎞をこなしていかなければならない。足の状態を考えるとほぼ不可能な数字だった。

 ところが、やれるだけやってみようと粘り強くコツコツ作戦を続けていたら、中旬ぐらいに足の筋肉のこわばりがだんだんなくなって来たと感じ始めた。不思議な感覚だった。ペースをあげていっても余裕があった。7月15日時点で去年は112km、今年は100kmと12kmの理度を許していたが、本日の時点では去年の182kmに対して今年は192km
と10kmのリードに変わった。

 足の筋肉のこわばりが消え気持ちさえあればいくらでも走れるという感じである。ただ、コロナの感染予防で窓を開けているため冷房の効きが悪く30℃ぐらいあるので12kmぐらいが限度である。水も6月の倍の1ℓは飲まないと熱中症の危険が高まる。

 何度も経験しているが人間の持っている回復力には驚く。
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蝉の声

2021年07月25日 | 日記
 朝は5時過ぎに起きる。日の出の時刻が遅くなってきたことを実感する。お日様の姿が見える6時前までは連日の猛暑を忘れさせてくれる涼しげな空気が流れている。この1時間弱が1日の中で一番過ごしやすい。仕事がよくはかどる。日の出とともに蝉の鳴き声がボリュームアップとなる。

 蝉の鳴き声を、「うるさい」と感じるか、「生命の逞しさ」を感じるか、逆に「生命のはかなさ」を感じるかはその日の自分の心身の調子による。同じものでも自分の心の持ちようで見え方が違う。高校の時愛読した島崎敏樹さんの著書が思い出される。

 今日は、「生命の逞しさ」を感じた日だった。こういう日は何事もよくはかどる。
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新梅田シティへ

2021年07月24日 | 日記
 娘2人と日程があったので、たまにはのんびりとランチでもと、新梅田シティB1階の「和心・旬菜」に出かけた。少なくても3年は梅田に出ていない。この暑さとコロナ禍の中、4歳の孫を連れて電車で行くのはやめておこうとなった。大阪駅周辺は慣れていないと結構難しい。過去に何度か痛い目にあった。一方通行や右折禁止などが多く、レーンの取り方にも気を遣う。
 「和心・旬彩」では個室を用意してくれていたのでゆっくりと料理を味わうことができた。席からは涼しげに水の落ちる音がする池と築山が都会のど真ん中であることを忘れさせてくれた。前方を見上げるとスカイビルがありそのコントラスもよかった。
 食後は、昭和のレトロな雰囲気を再現している塩見小路や仙台で作られた美しく華やかな飾り玉や大きな吹き流しが飾られている広場を散策した後、エレベーター、エスカレーターを乗り継ぎ空中庭園へ。地上173mからの360度の展望を満喫した。
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東京オリンピック2020 開会式

2021年07月23日 | 日記
 すったもんだを繰り返しながら東京オリンピック2020がやっと開会式に漕ぎつけた。始まってしまえば「なるようにしかならん!」と開き直るしかない。ある種、ホッとした。息子と私の一番の関心事は、聖火の最終ランナーと点火の仕方。珍しく2人が20時、テレビの前に陣取った。最初の前衛的なパフォーマンスの途中、私は意識がなくなりッこちよい夢の世界に入ってしまった。

 入場行進の手前で覚醒。オリンピックに無関心だったので何か国参加しているのか知らなかった。「いつまで続くのかのかなあ?」という息子の問いにも「さあ?100は超えるわな」というしかない。50か国のところで日本は206番目だと紹介があった。急いで計算するとだいたい15分で20か国のペース。まだ1時間30分以上は続くことになる。「こりゃだめや!」と言い残して息子は自分の部屋に。私も「余禄」の書き写しをしながらと切り替える。妻は夢の世界へ。

 入場行進が終わった後、トントンと聖火まで行くのかと思ったら、またまた長いセレモニー。息子はイライラして「早巻き、早巻き」と繰り返す。聖火点火の時は二人とも失望してノーコメントで部屋と風呂に別れる。部屋を出る時「ドローンだけやったな」と一言。同感である。
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花散歩㉑ツルリンドウ・ハナイカダ・カノコユリ

2021年07月22日 | 日記
 NHKの「日本人のお名前」という番組、名前の由来やそれにまつわる話があり興味深い。人だけではなく広く名前に関することを取り上げ目からウロコ!ということがようある。妻が山草会で活動しているのでお付き合いで各地の山草展に出かける機会が増えた。植物の名前も言い得て妙ということがよくある。誰かが名付けて、みんなが認め広がっていったのだろうと考えると不思議な気持ちになる。

 ツルリンドウもその一つ。
 清楚で気に入っている。
ハナイカダも大好きなネーミングである。葉の上にある小さな花を船頭に見立てての命名だろうが、今は花が終わり実が乗っている。花に比べて存在感がある。

カノコユリもそう。漢字では『鹿ノ子百合』、花に紅色の鹿ノ子絞りみたいな模様が入るところから来ている。自生種は白色に紅色の斑点だが、絶滅危惧種になっておりあまり見かけなくなった。園芸種は色々な色がある。

多様性という言葉が、今のキーワードになっているが、植物の世界もじっくり眺めると多様性そのものである。
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