素浪人旅日記

2009年3月31日に35年の教師生活を終え、無職の身となって歩む毎日の中で、心に浮かぶさまざまなことを綴っていきたい。

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2021年08月21日 | 日記
 8月10日の「余禄」の書き写し、用が重なりできないままになっていた。今日、時間に余裕があったので書き写した。名前にまつわる話題であった。昭和の最後ぐらいから「翔」の字が良く使われるようになってきた。平成の最初は「翔太」、平成の後半は「大翔」が上位を占めている。明治安田生命の名前ランキングを検索すると大正元年からの年ごとのトップ10を見ることができる。

 「大翔」の読み方だが、「余禄」によれば、ひろと・はると・やまと・そら・つばさ・・・・など18種類あるそうだ。私自身、初見で正しい読み方をされたことがなかった。ひろし・さとし・けい・ひらく・はじめ等、教科担当から呼ばれたものだ。その思い出話はブログでも何回か書いたと思う。

 「余禄」でも書いているが、明治安田生命の名前ランキングを大正元年から眺めているとその時代の雰囲気がうかがえて興味深い。次女が昭和58年生まれだが、男女ともその辺りが分水嶺のような気がする。それ以後平成に入ると一気に変化して来た。

 今読んでいる『氏名の誕生』(尾脇秀和著・ちくま新書)では江戸時代と明治で氏名をめぐる考え方に大きなクレバスが存在することを知った。それらも含めて名前について考察を続けたい。
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緊急事態13都道府県に拡大

2021年08月20日 | 日記
 今日から来月12日まで、緊急事態宣言が6都府県に新たに茨城、栃木、群馬、静岡、京都、兵庫、福岡が追加された。この増加を加減で表現すれば「7府県増」乗除で表現すれば「約倍増」、どちらを取るかで受け手の印象が変わる。数値を扱う時の注意としてよく話をしたものだ。

 まん延防止等重点措置に至っては10県が追加され16道県になる。テレビで表が出ても数えるのも大変。どこにどう出ているかを覚えることはできない。いっそ全国に緊急事態宣言をかけた方がすっきりする。

 この五月雨感が、危機感の共有のブレーキになっているのかもしれない。各都道府県の長からは「ロックダウン的な・・・」という声も出ているが、その状況と相反する高校野球の中継、パラリンピックの開催が並行して存在するという奇妙な生活に少々疲れている。

 妻はまた公共施設が閉じられるのでは?ということを危惧している。9月からは大丈夫だろうと山草会の例会、講演会、講習会の予定も市民の森の会議室が閉じれば水泡にきす。水曜日の体操教室もどうなるのか?不安が募る。
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秋の気配を感じる

2021年08月19日 | 日記
 今日は久しぶりに保育園の迎えを頼まれる。朝から本降りの雨でヤレヤレと思っていたが、幸い午後からは予報に反して回復してきた。本当に気象予報士泣かせの毎日である。甲子園の方も第1試合はまたノーゲーム、第二試合は順延となったが、臨機応変の処置で、第3試合と第4試合は開始時間をずらして行われた。

 孫が来るとテレビのチャンネルがいつもと違うので試合が行なわれていることは知らなかったが、夕方遅く教育テレビにするとナイターで高校野球をやっていて驚いた。天気の回復がズルズル先延ばしになってきているのでできる時にはするという、それこそ甲子園も日程消化の非常事態宣言発令といったところか。

 4歳の孫にとってはオリンピックや高校野球は自分のお気に入りの番組を邪魔するものでしかない。夕食後のひと時、一緒に屋上に上がった。周囲の山からは虫の協奏曲が聴こえ、吹く風も涼しい。東の空にはボンヤリと浮かんだ月、西の空は赤く染まる。この対比はいつ見ても飽きることはない。夏を忘れたひと時であった。

 
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フウセンカズラがゆ~らゆら

2021年08月18日 | 日記
 今日の予報は雨が降ったりやんだりだが午後は雨足が強くなるので用心するようにとのこと。この予報、13時まではズバリ当たっていたが、その後は大外れ。雲の切れ間から青空が見えたと思ったら時間と共に青空の占める割合が多くなった。同時に気温の方も上がり15時頃には久しぶりに30℃を越えた。4kmのランニングの後アークトレーナーを6kmと思っていたが2kmでバテてしまった。室内の温度が3度上がると息苦しさが倍増する。

 「来るときは傘さして来たのにね」「これやったら洗濯物、干せたのに」「甲子園もできたな」などなどのつぶやきが聞こえる。気まぐれな天気に翻弄される毎日。鬱陶しい気分になりがちだが「まあまあ、のんびり行きましょうや」とばかりフウセンカズラが揺れていた。


知人からもらったマキギヌも目を楽しませてくれる。
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浴室の照明修繕完了

2021年08月17日 | 日記
 盆休みが終わったいぬいでんきさんに9:45の開店直後に電話を入れた。40年来の付き合いなのですぐに駆けつけてくれた。照明と換気扇の一体型のタイプはほとんどないとのこと。換気扇はほとんど使ったことがないので照明だけを設置してもらうことにした。天井のおよそ15cm×20cmの長方形の穴をふさぐ算段と照明器具を取り寄せるために店に戻って行った。

 その後連絡が入らず、「今日中には無理かな?」と思い始めた15時過ぎ、品物が届いたので今から取り付けに行きたいという電話が入った。いぬいさんの仕事は手際がよくて見ているだけで楽しくなる。どの分野でもそうだが、プロやなと思える仕事をしている人を見ていると元気を注入される。

 20分足らずで、新しい照明器具が取り付けられた。今日から何の気づかいもなく入浴できると思うと嬉しくなる。これだけのハプニングでも不便を感じストレスになるのに、各地で頻発している大雨による浸水被害や土砂災害に見舞われた方の心労はどれほどのものかと思いを馳せた。

 街の小さな電器店も支えていく必要があるとあらためて思った。

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