これが絶滅危惧種?
いえいえ、これはお散歩コースの途中にある大きなセンダンの木。びっしりと実がなっています。
このあたりでは珍しくもない木で田んぼや空き地や民家の庭先でよく見ることができます。
この反対側は・・・
岸壁沿いの道。むこうに広がるのはカブトガニもやってくるという海です。
鳥居がある急な階段の下は浅い泥の海。大寒とは思えないうららかな水辺。
潮が引きはじめています。
正ちゃん、急にお散歩を中断されて、変な場所でモデルさんをさせられたので、ご機嫌斜め。
このぶすくれ顔を見てやってください。
はい、はい、もう行きます。行きますよ。
と、少し行ったところでまた、ストップがかかりました。
やったあ~っ!
鳥です。 いいえ、ただの鳥ではないんです。
昨年もご紹介しましたが、世界中にたった2000羽しかいない貴重な鳥。
絶滅危惧種 「クロツラヘラサギ」です。
この写真に7羽と少し離れたところにもう1羽、全部で8羽もいます!
近くで写真を撮っていた人によると少し前には11羽見たということでした。
残念ながらこの日はみんな顔を羽の中に入れていて
しゃもじのような形の特徴のあるくちばしを写すことができませんでした。
過去記事の写真ではくちばしも見ることができますので
興味のある方はぜひご覧くださいね。
何しろ世界中で2000羽しかいない鳥なんですよ。→ 2011年の記事
2010年の記事
動画はこちら★
今年もまたクロツラさんに会えました。
2010年に初めて1羽を見て、昨年は4羽そして今年は8羽です。
以前は気がつかなかっただけなのかもしれませんが、だんだんたくさん発見できるようになって
とてもうれしいうさぎです。
世界中にたった2000羽のうちの・・・と思うと何だか感動してしまいます。
そんなにわずかな数しかいないのに、こんな小さな入り江に遥か遠くから毎年やってくるんですから。
ここには5、6月頃までいるようなので、機会があったらもっとアップの写真を撮って
またご紹介したいと思います。
正とうさぎの大寒の日のお散歩風景でした。