shuの花日記

山や近所で見かけたお花をエピソードを添えて掲載しています。お花の説明は主にウィキペディア、花図鑑を参考にしています。

タカサゴユリ - 我が家の庭(千葉県白井市)

2018-08-06 21:17:58 | みんなの花図鑑
タカサゴユリ(高砂百合)は、ユリ科ユリ属の球根植物です。

台湾固有種で、19世紀にイギリスに導入され、日本では1924年に園芸用に移入された帰化植物として全国に分布します。

テッポウユリに似ますが、茎が比較的太く丈夫で、丈が1.5m ほどに生長するものもあります。
花期は7~9月、花長は 15~20cm、直径は5cmより大きめと、テッポウユリよりも大型になります。
また葉が細く、花は白を基調とするものの薄い紫色の筋が入り、花被片は6枚で(根元がつながっている)、外側の花被片は橙褐色になり、花は横向きだが少し下に傾くことが多いとされます。

本種はテッポウユリとの交雑種が多く、また変異も起きやすいと考えられています。
種子を多くつけ、風で運ばれて分布を拡げます。水はけがよく明るい草原や荒地などに到達すると根付いて葉を伸ばします。
初年度は茎や花を出さずに数枚の葉を出すだけで球根を太らせ、球根が充分太ると翌年度以降に茎を伸ばして大型の花をいくつも咲かせるようです。

わが家にこのお花が突然やって来たのは4年ほど前です。駐車場の一角に咲きだし、今や10株にも増えています。
初めはテッポウユリだと思いましたが、調べてみるとタカサゴユリの特徴が近いように思います。テッポウユリとの混雑種かもしれません。
植栽したお花ではありませんが、我が家の庭の一員になっています。




コメント
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