(上高地クラシックルート(徳本峠越え)を歩きました - その② からの続きです。)
◆その③ 徳本峠~明神(徳本峠分岐)~徳沢~明神~上高地
山行2日目の朝は高曇りのお天気で明けました。4時過ぎに起床、外へ出るともうすっかり明るくなっていました。寝過ごしたようです。
東の空はうっすらと赤味が残っていましたが、山は色付いていませんでした。
それでも快晴のお天気が約束されたような一日の始まり。食事までの時間を穂高を眺めてコーヒーを飲んで過ごしました。
出発は7時15分。今日は下山して帰るだけなので遅い出発です。登山道を一列になって下山します。全員荷物が軽くなったので、軽やかな足取りです。
直ぐにショウジョウバカマ、オオバキスミレが現れました。昨日撮ったお花は撮らないことにして、撮ったのはこの2枚だけでした。
水場で水を補給、それ以外は休憩を取らず、1時間半ほどで明神に着きました。
時間がたっぷりあるので、徳沢まで散歩することになりました。往復6kmほどです。道幅が広くなったので、隊列を崩して思い思いのペースで歩きます。
歩き出すと、早速ニリンソウの群落が現れました。ここでも緑のニリンソウを見つけました。ニリンソウは花弁が退化し、萼片が花弁のように見えます。よく見ると内側の萼片は色だけでなく、形も葉のように先端が裂けています。花は花弁にしろ萼片にしろ、すべて葉から進化したものなので、遺伝子の異常(変異)と思いましたが、帰宅して調べるとマイコプラズマ感染症とありました。「幸せの緑のニリンソウ」などと見つけては喜んでいましたが、病気だったようです。時には病気が進化をもたらすとしても、自分の無知がちょっと悲しくなりました。
さて、徳沢までの道中ではニリンソウだけでなく、様々なお花に出逢いました。このお花は名前が分かりません。。
ピントがずいぶん甘いですが、お花の部分を拡大すると、こんな感じです。
こちらはさて何でしょう? ベニバナイチヤクソウの蕾のようです。
徳沢では徳沢園で名物のソフトクリームを食べました。名物に美味しいものありです!
徳沢園からは正面に明神岳、右に前穂高岳が見えます。徳本峠から見えていた奥穂高岳は見えません。
明神まで歩いて戻り、嘉門次小屋で囲炉裏端に座り、岩魚の塩焼き定食を食べコーヒーをいただきました。嘉門次小屋は囲炉裏端どころか中へ入るのも初めてで感激しました。ここの岩魚は本当に美味しいです!
何だか後半はグルメレポートになったみたいなので、お花に話を戻します。
明神で観たお花です。先ずはヤマシャクヤク。植栽されたものかもしれません。大勢の観光客が写真を撮っていました。
ズミ(別名コナシ、ヒメカイドウ etc.)です。
最後にご覧いただくお花はマイヅルソウです。昨日も見かけましたが、写真を撮っていませんでした。
さて、いよいよ上高地に下りてきました。この後はバスに乗って島々(安曇支所)に戻り、石川県に帰ります。長い2日間の山歩きもこれで終わりかと思うと、少し寂しい気持ちになりました。
2日間一緒に山道を歩き、お世話になったベテランの皆さんです。本当にありがとうございました。また、どこかの山でご一緒したいですね。
そして、長いブログにお付き合いいただきました皆さま、ご覧いただきありがとうございました。
◆その③ 徳本峠~明神(徳本峠分岐)~徳沢~明神~上高地
山行2日目の朝は高曇りのお天気で明けました。4時過ぎに起床、外へ出るともうすっかり明るくなっていました。寝過ごしたようです。
東の空はうっすらと赤味が残っていましたが、山は色付いていませんでした。
それでも快晴のお天気が約束されたような一日の始まり。食事までの時間を穂高を眺めてコーヒーを飲んで過ごしました。
出発は7時15分。今日は下山して帰るだけなので遅い出発です。登山道を一列になって下山します。全員荷物が軽くなったので、軽やかな足取りです。
直ぐにショウジョウバカマ、オオバキスミレが現れました。昨日撮ったお花は撮らないことにして、撮ったのはこの2枚だけでした。
水場で水を補給、それ以外は休憩を取らず、1時間半ほどで明神に着きました。
時間がたっぷりあるので、徳沢まで散歩することになりました。往復6kmほどです。道幅が広くなったので、隊列を崩して思い思いのペースで歩きます。
歩き出すと、早速ニリンソウの群落が現れました。ここでも緑のニリンソウを見つけました。ニリンソウは花弁が退化し、萼片が花弁のように見えます。よく見ると内側の萼片は色だけでなく、形も葉のように先端が裂けています。花は花弁にしろ萼片にしろ、すべて葉から進化したものなので、遺伝子の異常(変異)と思いましたが、帰宅して調べるとマイコプラズマ感染症とありました。「幸せの緑のニリンソウ」などと見つけては喜んでいましたが、病気だったようです。時には病気が進化をもたらすとしても、自分の無知がちょっと悲しくなりました。
さて、徳沢までの道中ではニリンソウだけでなく、様々なお花に出逢いました。このお花は名前が分かりません。。
ピントがずいぶん甘いですが、お花の部分を拡大すると、こんな感じです。
こちらはさて何でしょう? ベニバナイチヤクソウの蕾のようです。
徳沢では徳沢園で名物のソフトクリームを食べました。名物に美味しいものありです!
徳沢園からは正面に明神岳、右に前穂高岳が見えます。徳本峠から見えていた奥穂高岳は見えません。
明神まで歩いて戻り、嘉門次小屋で囲炉裏端に座り、岩魚の塩焼き定食を食べコーヒーをいただきました。嘉門次小屋は囲炉裏端どころか中へ入るのも初めてで感激しました。ここの岩魚は本当に美味しいです!
何だか後半はグルメレポートになったみたいなので、お花に話を戻します。
明神で観たお花です。先ずはヤマシャクヤク。植栽されたものかもしれません。大勢の観光客が写真を撮っていました。
ズミ(別名コナシ、ヒメカイドウ etc.)です。
最後にご覧いただくお花はマイヅルソウです。昨日も見かけましたが、写真を撮っていませんでした。
さて、いよいよ上高地に下りてきました。この後はバスに乗って島々(安曇支所)に戻り、石川県に帰ります。長い2日間の山歩きもこれで終わりかと思うと、少し寂しい気持ちになりました。
2日間一緒に山道を歩き、お世話になったベテランの皆さんです。本当にありがとうございました。また、どこかの山でご一緒したいですね。
そして、長いブログにお付き合いいただきました皆さま、ご覧いただきありがとうございました。