ネジバナ(捩花)は、ラン科ネジバナ属の小型の多年草です。
別名をモジズリ(綟摺)といい、ネジレバナ、ネジリバナ、ねじり草(そう)とも呼ばれる事もあります。
日本全土、ヨーロッパ東部からシベリアにかけて、温帯・熱帯アジア全域、オセアニアなどに広く分布します。
湿っていて日当たりの良い、背の低い草地に良く生育します。花色は通常桃色で、小さな花を多数細長い花茎に密着させるようにつけます。
葉は柔らかく厚みがあり、根出状に数枚つけます。花茎から伸びる子房は緑色で、茎に沿って上に伸び、その先端につく花は真横に向かって咲きます。花茎の高さは10~40cmです。花は小さく、5弁がピンク、唇弁が白。花のつく位置が茎の周りに螺旋状であるため、花茎の周りにピンクの花が螺旋階段のように並びます。花期は4~9月です。
我が家の芝生にネジバナが生え、今日そのうち1株が開花しました。
今年は芝生の成長が遅く、芝刈りをしていなかったので、間違って刈ることなく成長しました。
ネジバナは昨年尾瀬沼で撮影しましたが、自宅で撮るのは初めてでした。
6月14日に写真を追加しました。
リンク⇒ 尾瀬沼のネジバナ(2018/07/22)