shuの花日記

山や近所で見かけたお花をエピソードを添えて掲載しています。お花の説明は主にウィキペディア、花図鑑を参考にしています。

鳥を探しながら、赤城山大沼を一周(前編)

2023-04-11 06:12:17 | 
4月10日も晴れました。
晴れて風も弱かったので放射冷却で朝は冷えましたが、徐々に気温が上がり、山歩きには最高の日になりました。
この日歩いたのは、赤城山の大沼と覚満淵の周りです。
YAMAPの歩跡を見ると、大きな魚の輪郭のような形になりました。


7時45分におのこ駐車場(標高1350m)を出発し、最初に覚満淵を周回しました。
その後、大沼を時計回りに回り、沼尻から大沼の北にある薬師岳(標高1528m)に登り、陣笠山(同1475m)を経て五輪峠に下りました。そのまま大沼湖畔を進み、おのこ駐車場に帰ってきました。
歩行距離は8.0km、累計標高差は295m、時間は休憩を含めて3時間22分でした。

では歩いた順に風景や見かけた鳥をご覧いただきましょう。
おのこ駐車場にはほとんど車がなく、覚満淵にも誰もいませんでした。時折ウグイスの囀りやキツツキのドラミングの音が聞こえました。
この日は10種の鳥を観ることを目標とし、できればアカゲラ、欲をいえばアオゲラも観たいと思っていました。
 

ところが覚満淵を過ぎても鳥果はゼロです。これは困ったなと思いながら、黒檜山を観ながら舗装路を歩いて行くと、ようやく何種かの小鳥に出会えました。
 

最初に観たのはヒガラでした。2羽が木の枝に止まって、せわしなく動いていました。
■ヒガラ
Willow tit

スズメ目シジュウカラ科シジュウカラ属
Periparus ater
日雀/L11cm


続けて観たのはエナガでした。この鳥はもっとせわしなく動いていました。
■エナガ
Long-tailed tit

スズメ目エナガ科
Aegithalos caudatus
柄長/L14cm


さらに進むと、道の反対側からホオジロの囀りが聞こえてきました。近寄ったら飛ばれてしまいました。
■ホオジロ
Meadow Bunting

スズメ目ホオジロ科ホオジロ属
Emberiza cioides
頬白/17cm


アスファルトの道が二手に岐れるところを右に進むと、左に広葉樹林帯が続いています。慎重に進み、見通しのよいところでしばらく待つことにしました。
 

すると10mほど先で動く鳥が見えました。アカゲラでした。手前の木の枝がかぶりうまく撮れなかったのが残念です。
■アカゲラ
Great Spotted Woodpecker

キツツキ目キツツキ科アカゲラ属
Dendrocopos major
赤啄木鳥/L24cm




アカゲラに出会えて気分を良くし、湖畔への道を下りました。
風はほとんどなく、湖面に逆さ黒檜山が写っていました。
 

青木旅館の前から水辺に下りることができ、低いアングルから逆さ黒檜山を狙ってみましたが、微妙に風がありイマイチでした。むしろ、湖面に反射する朝陽の輝きの方がきれいに思えました。
 

空は真っ青です。目の前には赤城山外輪山を構成する山々が見えていました。
このままアスファルトの道を歩き続けるのはつまらないです。そうだ山へ行こう!
 

後半では、外輪山を構成する薬師岳、陣笠山のハイキングの様子をご覧いただこうと思います。
後半に続きます。
コメント (14)
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