shuの花日記

山や近所で見かけたお花をエピソードを添えて掲載しています。お花の説明は主にウィキペディア、花図鑑を参考にしています。

新潟1泊2日の旅(その④)弥彦山(前編)

2023-04-02 05:29:50 | 山行・旅行
弥彦観光協会のHP やひ恋より、弥彦山の紹介を引用します。
新潟平野のほぼ中央部の日本海に面した弥彦山塊の主峰。北隣に続く多宝山と双耳峰の姿をしています。佐渡弥彦米山国定公園の一部で、山頂には彌彦神社の祭神(天香山命)と妃神(熟穂屋姫命)の御神廟があり、弥彦神山として新潟県人の「心のふる里」と仰がれています。
標高は、東京スカイツリーと同じ634m。表参道登山口から山頂まで初心者でも1時間30分と登りやすく、多くの参拝者、登山客が訪れています。弥彦山ロープウェイやドライブコースの弥彦山スカイラインもあり、気軽に頂上までアクセスできます。山道はきれいに整備されており、比較的歩きやすいので、お子様の登山デビューにもおすすめ。行きは歩いて登り、帰りはロープウェーで下山ができるというのも安心です。


3月29日に弥彦温泉に泊まり、翌朝、旅館で美味しい朝食をいただき、ゆっくりした出発となりました。弥彦山に登るのは初めてです。
YAMAPのログを見ると、弥彦神社の鳥居前を8時8分に出発しています。
 

 

弥彦神社で登山の安全を祈願しました。神社の後ろに聳える山が弥彦山です。


ロープウエイは工事のため休止中でしたが、往復歩いての登山となるのは当初からの計画通りです。
 

2つ並んだ石の鳥居をくぐり、登山道に入りました。
 



この日の目的は歩くこととお花を観ることでしたので、撮った写真はほとんどがお花です。
一合目までの間では、スミレの仲間が多く目につきました。








一合目の標柱です。隣にベンチがありました。


一合目から二合目の間では、スミレの仲間、ミヤマカタバミ(カタバミ科カタバミ属の多年草)、ミチノクエンゴサク(ケシ科キケマン属の多年草)、ショウジョウバカマ(メランチウム科ショウジョウバカマ属の多年草)が咲いていました。ミヤマカタバミは晴天でも陽が当たらないと花を閉ざすので、下山時に撮ることにしました。








二合目の標柱です。


二合目から三合目にかけてでは、これまで観たきた花に加えて、コシノコバイモ(ユリ科バイモ属の多年草)、オウレン(キンポウゲ科オウレン属の多年草)を観ることができました。コシノコバイモを観るのは初めてでした。










三合目の標柱です。


三合目から四合目の間では、オウレン、タムシバ(モクレン科モクレン属の落葉高木)が観られました。また、ベンチに置かれたヒマワリの種を食べにヤマガラが来ていました。










四合目の標柱です。


五合目には立派な鳥居がありました。


ここで尾根を直登するコースと分岐(合流)しますが、直登コースは立入り禁止のようでした。
五号目を過ぎるとトキワイカリソウ(メギ科イカリソウ属の多年草)が多く観られました。また、岩にへばり付くようにしてエチゴキジムシロ(バラ科キジムシロ属の多年草)が咲いていました。カタクリ(ユリ科カタクリ属の多年草)は前日に角田山でたくさん観たので、あまり写真を撮りませんでしたが、山頂近くまで所々で観られました。




エチゴキジムシロは、日本では本州の滋賀県以北のおもに北陸地方および東北地方に分布し、日本海側山地の落葉樹林の林縁や山の崖地になどに生育します。特徴は、大きな3枚の葉の次にある2枚の葉が小さいか消滅していることです。






六合目の氷柱は、滝から流れ落ちる水を集めた、沢に架かった橋のたもとにありました。


七合目には水場がありました。


スミレの仲間は登山道脇でずっと観られました。ショウジョウバカマも垂直分布が広いので、ずっと観られました。キクザキイチゲの青花は、六合目を過ぎてから出てきたように思います。






八合目までやってきました。ずっと歩きやすい道です。


長くなってきたので、この後は後編でご覧いただきたいと思います。
ここまでご覧いただき、ありがとうございました。
コメント (12)
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