'ゆうゆう"と

 岩手の小さな街の山間から、自然やサッカーのこと、思うがままにゆうゆうと。話題を提供していきたいと思います。
 

三陸 釜石ボランティア

2012-08-20 23:15:40 | sinbou_san

 おはようございます。仮設住宅に泊り、朝食・掃除・洗濯時間をこなすと、もう8時は過ぎてボランティアセンター到着時間が気になりましたが、釜石鉄の博物館後方の頂上を目指し進みました、
 絶景とというか、いい景色がありましたね。5人で記念写真を撮りましたが、時間に余裕がなく落ち着く暇もありませんでした。

 釜石ボランティアセンターは、釜石駅を降り右手に300mぐらいの右側にあります。

 この日は、釜石湾の左手奥の3階建ての建物のガレキ撤去と運搬でしたが、ただ立っているだけで、汗の滝が水源を知らぬ勢いで流れてきました。
 トラック1台と軽自動で、産廃処理場をガレキを運んでの往復でしたが、嫌にならない程度で止め帰ってきましたが、昼に食べた麻婆豆腐どんぶりの美味い事!朝食もきつかったけれど、無理して食べましたが食べれるだけで嬉しかったです。デザートのスイカも良かったですね。
 今度行く時までは、ごはんの炊き方覚えておきたいと思います。

 帰路に平田グランドに寄りましたが、仮設住宅で落ち着いてきた気がします。

 隅を見ると、少年サッカー用ゴールが影を潜めていましたが、いつかサッカーでネットを揺らす日を夢見たいと感じます。

 吉浜湾も静かでしたね。

 三陸道の駅に眠気防止に寄りましたが、ソフトクリームではなく「キーン」と頭に来る、かき氷の冷たさが良かったですね。 

 高田松原の松の木で制作した数珠が店頭に並んでました。

 このTシャツの文字わかりますか!?。がんばっぞ!。がんばっだ!?がんばっど!?。やっぱ、がんばっぞ!!でしょうかね。しばらく考えさせられましたね。

 三陸道から撮った大船渡湾ですが、綺麗でした。

 初めて、陸前高田奇跡の一本松を身近で見てきましたが、大きくて高くてたくましかったですね。確かに、葉の緑の濃さはなかったものの、まだまだ皆の心に生きている気がしました。

 高田松原の野外活動センター。

 高田松原の松の木林の跡。根こそぎやられたというより、中間からもぎ取られた感じで、津波の強さ感じます。

 野外活動センターグランド正面に立ち、左手は倉庫右手はトイレだったよね。目に指が入り救急車を呼んだり、息子が負傷し高田病院に先生の親御さんに連れてもらったり、少年団を引き連れ春合宿をしたり、様々想い出がありますね。

 野活の建物も壊れ方も激しかったですね。

 ガレキと今まで単純に思ってましたが、いざ此処に立つとやはり悲しくなりました。柱が山積みで、この柱一本一本に一家の柱の思いが詰まっていると思うと、柱が人に見えてくるんですね。いろんな思い出・命が一瞬に消え去った大震災の悲惨さを改めて感じてしまいました。

 雑草の中に、ひまわりが咲いてましたね。誰かがこの日を来ることを臨んでか、一本だけ咲いてました。

久石譲 Joe Hisaishi -Summer-

 頑張って行きましょう。