陶子の心の窓

今日わたしの心の窓は開いていたかな?あなたはいかがでしたか?

動機が知りたい

2014-04-05 17:38:03 | 雑感

昨日のニュースで心に引っ掛かったことがありました。

アンネの日記を破いた男が逮捕されましたが、なぜそんなことをしたのか尋ねてもわけのわからない、理解不能なことを言っている。刑事責任が問えるのか?と報じられていました。

理解不能だったら、刑事責任が問われずに済むのですか?そもそも理解不能ってなんなのでしょう。尋ねた警察官が理解できなかったということ?
主義・主張に基づく犯行なのか、精神的なものに突き動かされた犯行なのか、ただの悪質ないたずらなのか、判断できないのはおかしい。

精神的に病んでいたとしても、今の世の中、多くの人が何かしらストレスを抱えて生きています。自殺者も年間2万人超ですよね。自殺ではなく、誰でもいいから・・という事件も悲しいことに珍しいことではなくなってしまいました。
事件の動機がわからなくては、同じような事件が後をたたないでしょう。
犯人、容疑者を捕まえるのは今では防犯カメラがあちこちに取り付けられていますから、昔よりも容易になっているのでしょう。
捕まえるだけですか?悪いことをしたからそれは当然ですが、その後の対応に疑問がわいてきてしまいます。

ちなみに、悪いことってもしかしたら、現在のものと変わるかもしれない。憲法が変わろうとしています。悪いことの基準さえも国民に知らされないかもしれない。そんな中で、自分が何気なくしたこと、言ったことがその「悪いこと」に当てはまってしまったら。防犯カメラに記録されていたら。

ともあれ、何か画一的な言葉で報道されると、そんなものかと思ってしまいがちですが、今回の事件はぜひとも動機を知らせてほしいですね。理解不能なら、犯人が言ったことそのままでも・・。それはあまりにも乱暴な考えでしょうか。

 

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あららぁ・・

2014-04-05 06:43:15 | 日記

夜半から雪になり、窓の外はすっかり1か月前の風景に逆戻りです。

寒い週末です。

春は見えつ隠れつゆきにけり (「雪」と「行き」をかけてみました)・・ 

え~~!!もう春は終わり!

そんなわけないですよね^^;

 

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想像力

2014-04-05 03:25:10 | テレビ

録画していた「アンと花子」を見ました。間抜けな私は和菓子屋さんのお話かと思ってあまり気にしていなかったのですが、アンとは餡ではなく、赤毛のアンのことで、花子とは村岡花子さんのことだったのですね^^;
新ドラマの番宣で知って、録画しておいたのでした。

初めのシーンは東京大空襲。かなりの迫力で撮られていました。ああいう状況って見せられないとわからないものです。早乙女勝元さんの絵本で知っているつもりになっていましたが、窓ガラスが粉々に割れたり、逃げまどう人たちの間に爆弾が落ちてきたり、火の手が方々から上がる様子を目の当たりにして、凄絶さを思い知らされました。

そんな中、花子がおびえる子供たちを勇気づけて防空壕まで逃げるように言い聞かせるのです。

「見てごらん、花火みたい。あの花火をくぐって防空壕まで走るんだよ。怖くないよね」

実際のセリフとは違いますが、こんな感じでした。
あんな阿鼻叫喚のなか、そんな風に思えるなんて。
私は真逆の発想をしたことがあります。花火大会のフィナーレ、どんどん花火が打ち上げられますよね。そのとき、「空襲みたい・・」と。
戦争体験者でもないのに、本の影響なのか、そんなことふと思ってしまうんですよね。

ドラマの映像は甲府の葡萄畑や川の風景がとてもきれいです。作り手の意気込みも伝わってくるようです。

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