陶子の心の窓

今日わたしの心の窓は開いていたかな?あなたはいかがでしたか?

プチ不眠症

2014-04-22 06:14:20 | 日記

最近あまりよく眠れていません。頭の中がわんわんとしていて(要するに、さえていて、ということかな)寝付けないし、うとうとしかけても何かの拍子にすぐ目が覚めてしまって、そのあとまたしばらく寝付けない・・ということの繰り返し。

昨夜は開き直って読書しました。

 「しみじみ読むイギリス・アイルランド文学(現代文学短編作品集) 阿部公彦編」

阿部公彦さんは現在、東京大学の文学部教授でいらっしゃいます(正確には若干違うかもしれません。メモを取らなかったもので。ブログも書いていらっしゃるので、ご興味のある方はググってみて下さい)。
翻訳も多々ありますが、ご自身の本もあります。
私が一番最初に読んだ本は「魔法の樽」でした。こちらはユダヤ人であること がキーになった短編集です。
ユダヤ人であることで、普段はそうでない人たちと何不自由なく生活できていても、結婚するとか何か一大事のときには、ユダヤ人であることがひっかかる。そんな悲哀が詰まった作品など、考えさせられることが多い本です。
訳も違和感なく、文化の違いや知らない土地の雰囲気を無理なく受け入れながら読み進めることができました。

そんな出会いで阿部公彦さんの本をいろいろ探しては読んでいる私です。

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