陶子の心の窓

今日わたしの心の窓は開いていたかな?あなたはいかがでしたか?

サハリン紀行~出発編

2017-06-22 06:53:43 | 旅行
2017年6月17日から4泊5日でサハリンへ旅した記録です。
ロシアは近くて遠い国。もっとロシアを知ってもらうためと自分の記録としてブログにアップしていきます。

サハリンは北海道の最北端、稚内から約42㎞離れたところにある、南北に細長~い島。42㎞といえば、フルマラソンの距離ですよ。なんて近いのでしょう!飛行機では新千歳空港から約1時間20分で到着です。東京に行くより近い!

国際線だ!と心躍りますが、ゲートをくぐり抜けてのるべき飛行機は・・なんとプロペラ機!

オーロラ航空です。

天候は快晴でしたので良かったですが、空港のこじんまりした出口を出て、プロペラ機まですたこら歩きました。プロペラ機に乗るのは初めてだったので、気分も上がります。

席は窓側でした。ちょうどプロペラがブンブン回るのが見えます。
シートベルトを締めて、18時20分、さあテイクオフ!

飛行時間が1時間20分ですので、機内食はなし。飲み物が出ました。
ミネラルウォーター、オレンジジュース、リンゴジュース、トマトジュースなど好きな飲み物をいただきます。
写真は撮りませんでしたが、コップはけっこう大きめでした。そのコップに7~8分目まで注いでくれるので、結構飲みごたえがあります(苦笑)。友人は水を飲みましたが、残しちゃったそうです。私はオレンジジュースでしたが、飲み干しました。

そろそろ着陸してもよいのでは?と思い始めたころ、パイロットからのアナウンスが入りました。
ロシア語に続き、英語でしたが要約すると「霧が深く立ち込めています。着陸できないと判断した場合は、新千歳空港に戻ります」。
なんと!確かに、窓の外はモクモクです。


となりの友人であり、旅行会社経営者に「戻るのかなぁ・・?」とたずねると、「どうかなぁ・・」という返事。そうよね、わからないわ~~
しばらくモクモクの中を飛び続け、私はもう祈る気持ちでした。
すると、「客室乗務員が座ってシートベルトを締めたから降りるよ」と友人。
よかったー!!
窓の外を見ると、モクモクの霧は途切れ、小さな灯りが見え始めています。
着陸した瞬間、乗客みんな心からの拍手ですよ。
よかった、よかった☆

到着したら、空港の階段を上って入国手続きです。


ちょっと意外だったのは、預け荷物の受け取りチェックが厳しかったこと。
たいてい、スーツケースを受け取ったら、そのまま出口へ向かいますが、サハリンでは行きの空港でもらった荷物預かり証とスーツケースの預かりテープの番号をチェックし、さらにスーツケースも手荷物もベルトコンベアの機械にくぐらせる、という厳戒態勢でした。
ほぼ、行きの逆順です。

あとで聞いた話ですが、モスクワはそんなことはないそうです。小さい空港ほどチェックが厳しいようです。

空港を出てから、あらかじめ手配されていたタクシーに乗り、ホテルへ向かいました。
霧でスムーズに着陸態勢に入られず、また入国審査・荷物検査で時間がかかり、ホテルに着いたのは23時近かった・・。

4日間お世話になるホテルは「ツーリストホテル」。
お部屋に入ってほっとしました。

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