陶子の心の窓

今日わたしの心の窓は開いていたかな?あなたはいかがでしたか?

地震顛末記

2018-09-07 21:23:10 | 日記
私が住んでいる地域でも大きな地震が起きました。
昨日未明、午前3時8分。
このとき、私は起きてインターネットを見ていました。
目が覚めてしまって、2時半ころ起きだしていたんです。
ケータイでは地震予報のアラームが鳴っていたようですが、手元に置いていなかったので、全然知りませんでした。
暑くて窓を開けていたのですが、パタパタパタ・・と、マンションの修繕工事のための足場が鳴っているらしい音が聞こえた直後、グラグラと揺れだしました。
「あーー!地震だ!!」とわりと冷静に受け止めたんですが、けっこう揺れが大きいのと、長いので「これは食器棚がたおれるかも」と、だんだん不安になりました。
揺れている途中で、夫も寝室から出てきて私にテーブルの下にもぐるように言いました。
1分くらいは揺れていたんじゃないかな。
揺れている途中で、電気が消えてしまいました。
パソコンの電気がついていたので、真っ暗になることはありませんでしたが。

この地震は震度5強でした。3.11のときもこんな風に長く揺れて大きな地震でしたが、それでも震度4でしたので、初めての経験です。
停電になってしまったので懐中電灯を出してきましたが、電池切れで使えず・・。
ローソクを出して明かりをつけました。ローソクは結婚式のキャンドルサービスで使った、ドでかいやつです。物持ちいいです^^;
余震がきそうなので、二人で変わりばんこにローソクを押さえていました。

3時半ころに、実家に電話して安否を確認。どちらの家でもけがや壊れたものはありませんでした。ちなみにわが家の食器棚も無事でした。
その後、また大きな地震が来るかもしれないので、何があっても大丈夫なようにとりあえず、パジャマから服に着替えておきました。
しばらく起きていましたが、地震はおさまったようなので「ちょっと寝ようか」と、服のままベッドに戻りました。それが4時半近くだったと思います。
そして、6時に避難所開設のお知らせメールで目が覚めました。そのころにはもうすっかり明るくなっていました。天気が良かったのがちょっと救い。必要以上にナーバスにならずに済みます。

マンションは停電になると水も出なくなるので、トイレが流せなくて不便でした。
近所のコンビニは朝から長蛇の列。私たちが行った時は、水やお茶はもうなくて、飲むヨーグルトとかエナジードリンクみたいな濃いものしかなくて、乾電池ももうなかったので何も買わずに出てきました。
コンビニがだめなら、スーパーは?と行ってみましたが、停電のため営業を見合わせます、との貼り紙が。

停電がどのくらい続くかわからなかったので、近所の公園に水を汲みに行きました。
マンションの敷地内で、修繕工事の担当者にお会いしました。「トイレは事務所の仮設トイレを使ってください」と声をかけてくださいました。「ありがとうございます」と私たち。うれしい心遣いです。

外では、停電のため、信号も真っ暗。交差点ではおまわりさんが笛を鳴らして車の誘導をしていました。
建物が崩れたというのは見かけませんでしたが、電気がないということは、大変な“非日常”です。
テレビも見られなくて情報が得られないので、CDラジオを引っ張り出してきてリモコンや電子辞書の電池を寄せ集めて何とか音を出すことができました。スマホやケータイはバッテリーが心配なので、いったん電源を切っておくことに。

そうこうしているうちに午後2時ころ、電気は復旧しました。電気が復旧したので、水道も使えるようになりました。
やれやれ。
でも、このあたりは早かったようで、同じ市内でも停電、断水が続いているところがまだまだありました。

わが家は電気、水道は早く使えるようになりましたが、テレビの地上デジタル放送、固定電話、インターネットがついさっきまで不通でした。だからしばらくラジオを聴いていましたよ。

怖い思いをしましたが、けがや損害もなく無事でいられました。ほんとうに有難いことです。と、同時に今回はラッキーだったんだと気を引き締めてもいます。
懐中電灯、ラジオ、カセットコンロ、飲み水、非常食。今回足りないと気が付いたものは普段から備えておかなくては!と本気で思いました。





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