陶子の心の窓

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お年玉のお礼

2020-01-22 17:43:42 | お金の話

この間の日曜日の夜。「麒麟が来る」を見ていたところ、我が家の電話が鳴りました。
固定電話にかかってくるのはだいたい保険のセールスとか、古物買取の類が多いんだけど、日曜日の夜にそんな用件でかかってくるかな。

そう思いながら受話器を取ると、夫の妹からでした。
「あら、N美さん^^」と他愛もなくおしゃべりしていると「ちょっと待ってね」とN美さん。
電話口に甥っ子が出てきました。
「おや、その声は・・ヒロかい?元気?」「うん、元気」なんてやりとりをしながら、どうしたのかなと思い、きっと夫に用があるのかなと、「ちょっと待ってね、おじさんと代わるから」。
夫が電話口に出ると、「なんだ、そうか」とすぐに私に受話器が戻ってきました。

???。

甥っ子は私にお年玉のお礼を言いたかったのです。
もしかしたら、いえ、たぶん妹がお礼を言うように電話を掛けたのだと思います。
今年のお正月、タイミングが合わなくて直接お年玉を渡せなかったんですよね。だからだと思います。

子供にお年玉をあげるのは当然のことだし、うちはそんなにたくさんあげているわけでもありませんから、改まってお礼を言われると照れ臭いのですが、でも大事なことだなぁと考えさせられました。
お正月からはかなり日数もたっていて、お礼を言うほうも言いづらい気持ちがあったかもしれません。
でも、親がきちんとお膳立てして、子供本人にお礼を言わせる機会を作ることが素晴らしいと思いました。

うちは子供がいなくて、躾のむずかしさを実感できていないと思うのですが、私が親の立場なら、やはりきちんとお礼をさせたいと思います。祖父母に対してなら、お年玉をどう使ったか手紙を書かせるくらいのことはしたいです。

子供にとって、お年玉が大人とどうお付き合いするのか学ぶ機会になるといいと思うのです。

親や先生とのタテの関係だけでなく、親戚づきあいの中でちょっとナナメの関係にもなじんでおくと、社会に出ていろんな人とうまく渡り合えるようになるんじゃないかな。

甥っ子は今年高校受験。こういう小さなミッションもしっかりこなすのだから、きっと志望校に合格できるとおばさんは確信してるぞ

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