昨年秋に旅した秋田県。
メインの目的はキスリング展を観るためでした。
秋田市内に2泊していましたので、2日続けて見に行ってしまいました。
秋田県立美術館、その建物の構造がよかったことと、1日目にちょうど人が少なかったおかげで、自分のペースで心行くまで楽しめたから。
東京で開催されていた時期は学校の勉強で忙しく、とても出かけるどころではありませんでした。
秋田で2回も見た。も~満足
と思っていたところ、気づいてしまったんです。
北海道立近代美術館でも、この春キスリングが観られることに!
さっそく、前売り券を購入。だって、「期間中いつでも行ける」と余裕でいたら、あっという間に最終日!!なんてことになりかねませんもん。
同じ絵画でも、美術館が変われば(展示の仕方が変われば)印象も変わるような気がします。
だから何度でも観に行きます。
実際に見ると、質感が伴ってグッと心に迫るものがあります。絵を観て感じる自分自身も地味に発見だったりする。
そのために、好き嫌いにかかわらず、時間があれば美術館に行くこともあります。
これは美術館に限らず、映画館に行くことや読書にも通じることかな。
展覧会を見終わった後、印象に残った作品のポストカードを購入することもあります。
ただ、これも善しあしかなと思い始めていて、最近はあえて売り場を素通りして帰ることが多くなりました。
ついさっきまで実物を見て心を揺り動かされていたのに、ポストカードを選んでいるうちにそれが立ち消えになってしまいそうで。
秋田で観たときは、「秋田で観た記念に」という意味も込めてパッと選びました。