<ストーリー> 映画.comより抜粋
「ソウ」シリーズのジェームズ・ワンが監督、リー・ワネルが脚本を手がけ、「パラノーマル・アクティビティ」のオーレン・ペリが製作を担当したホラー。ルネとジョシュの夫婦は、とある古い一軒家に引越す。しかし不審な出来事が相次ぎ、息子のダルトンがハシゴから転落して昏睡状態に陥ってしまう。不吉に思ったルネとジョシュはすぐに新しい家に引越すが、一家にはすでに見えない何かがとりついていた……。
『ソウ』の監督と脚本の作品ということで、期待して観ました。
展開はなんとなく想像通りですが、よくある“呪われた家”系の話かと思ったのですが、理由が予想外でした。
それがなんなのかを書いてしまうと、もろネタバレになってしまうので割愛します。
現象としては知っているものなのですが、映画のテーマとしては、今までありそうでなかったものですね。
脚本家のリー・ワネルも『ソウ』に続いて出演しています。あまりに地味な感じなので「あれ?こんな地味な人だったっけ?」とむーちゃんに聞くと、「前も地味だったじゃん」という答えでした(笑)
『パラノーマル・アクティビティ』の製作者も噛んでいるせいか、映像と音で驚かせる演出が多用されていましたが、あまりにもその演出が多いので、かえってそんなに驚けなかったのが残念
そのテのどっきりは最小限に抑えておいて、テーマとなる謎の部分に重点を置いた展開の方が、ラストなどがより際立ったものになったんじゃないかと思うところもあります。
ところで、この監督や脚本家は、一見“事件は収束した”と見せて実は…なことが好きなんだなぁと思いましたね。
一筋縄ではいきません。怖いのが苦手な人にはお薦めしませんが、幽霊などの描写はへっちゃらという人は一見の価値ありです
追記:パトリック・ウィルソン演じる父親が学校に勤めているんですが、その教室の黒板に落書きが…
あれって、『ソウ』の人形ですよね~?
監督:ジェームズ・ワン
脚本:リー・ワネル
製作:ジェイソン・ブラム、スティーブン・シュナイダー、オーレン・ペリ
製作総指揮:ブライアン・カバナー=ジョーンズ
音楽:ジョセフ・ビシャラ
原題:Insidious
製作国:2010年アメリカ映画
上映時間:103分
<キャスト>
パトリック・ウィルソン
ローズ・バーン
リン・シェイ
リー・ワネル
バーバラ・ハーシー
タイ・シンプキンス