『タクシー運転手~約束は海を越えて~』
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ミニシアターで上映だったのだけど、入場の長い列ができていたのにびっくり。
むーちゃん「くれっち(トーマス・クレッチマン)がこんなに人気あるなんて~」
…なわけないし
ビーちゃん「いやまさか、ソン・ガンホがこんなに人気あるとは思わなかったなあ~」
…もちろん冗談です
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実話を元にした物語なのだそうですが、軍隊による市民虐殺があったのかと思うと、背筋が寒くなりますね。
しかも、ネットなどない時代、市外には起こっていることを知らされない。
この事実を世界に知らせてほしいと、ドイツ人記者に託す気持ちは現代にはない切実さがあったのでしょう。
主演のソン・ガンホは硬派な役もこなしますが、やっぱこういうそこらのおっさんを演じさせたら本当に上手いですね
ところで、タクシー運転手なのに、走行距離60万kmの車を使ってるのって普通だったのか?
『ファントム・スレッド』
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ダニエル・デイ=ルイスがこの作品を最後に引退するという。
思えば、この人のフツー人の役柄を見た記憶がないような…
その中でも、ポール・トーマス・アンダーソン監督作品では、特にクセが強いように感じます。
ウェイトレスであるアルマを見染めて、というより彼女の体型を見染めて自宅に招き入れるレイノルズ。
彼が作る服を着るモデルを同居させるのが、当時のフツーなのかどうか知らないけれど、アルマの前にいた女性もどうやらそんな感じだったので、少なくとも彼の家ではそれが当たり前だったのでしょうね。
ただし、彼の神経質な性格に比べて、アルマは少々(?)ズボラなところがあり、彼の規則的な生活を破壊していくのです(←言い過ぎじゃないよね?)
モデルとしてだけじゃなく、パートナーとして愛してほしいという彼女の思いから、ある行動に出るのです。
普通なら、このことを知って激怒してもいいとさえ思うのに、終盤また同じことを繰り返す彼女を見ていて知ったにも関わらず、それを受け入れる彼が凄い。というか、凄まじすぎて理解できない
これは究極の愛なんでしょうか?…やっぱり愛なんでしょうね。知らんけど
『レディ・バード』
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監督のグレタ・ガーウィグの自伝的青春ドラマ。
自分が暮らしている地元から飛び出して、都会の大学に進学したいと願うクリスティン、自称“レディ・バード”
自分が置かれている環境や周囲の人間に反発しながらも、心の中で地元サクラメントを愛していたと自覚するのです。
高校生生活最後の一年のいろいろな出来事を経て、周囲に「“レディ・バード”と呼んで」と強制していたのに、終盤には名前を聞かれて、本名の“クリスティン”を名乗るなど、彼女の心境の変化が見て取れました。
まあ、この高校生活の“いろいろ”が映画の主な部分なのですが、たまに痛々しく思いながらも、なんとなくわかってしまう主人公を演じるシアーシャ・ローナンが良かったです。
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ミニシアターで上映だったのだけど、入場の長い列ができていたのにびっくり。
むーちゃん「くれっち(トーマス・クレッチマン)がこんなに人気あるなんて~」
…なわけないし
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ビーちゃん「いやまさか、ソン・ガンホがこんなに人気あるとは思わなかったなあ~」
…もちろん冗談です
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実話を元にした物語なのだそうですが、軍隊による市民虐殺があったのかと思うと、背筋が寒くなりますね。
しかも、ネットなどない時代、市外には起こっていることを知らされない。
この事実を世界に知らせてほしいと、ドイツ人記者に託す気持ちは現代にはない切実さがあったのでしょう。
主演のソン・ガンホは硬派な役もこなしますが、やっぱこういうそこらのおっさんを演じさせたら本当に上手いですね
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ところで、タクシー運転手なのに、走行距離60万kmの車を使ってるのって普通だったのか?
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『ファントム・スレッド』
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ダニエル・デイ=ルイスがこの作品を最後に引退するという。
思えば、この人のフツー人の役柄を見た記憶がないような…
その中でも、ポール・トーマス・アンダーソン監督作品では、特にクセが強いように感じます。
ウェイトレスであるアルマを見染めて、というより彼女の体型を見染めて自宅に招き入れるレイノルズ。
彼が作る服を着るモデルを同居させるのが、当時のフツーなのかどうか知らないけれど、アルマの前にいた女性もどうやらそんな感じだったので、少なくとも彼の家ではそれが当たり前だったのでしょうね。
ただし、彼の神経質な性格に比べて、アルマは少々(?)ズボラなところがあり、彼の規則的な生活を破壊していくのです(←言い過ぎじゃないよね?)
モデルとしてだけじゃなく、パートナーとして愛してほしいという彼女の思いから、ある行動に出るのです。
普通なら、このことを知って激怒してもいいとさえ思うのに、終盤また同じことを繰り返す彼女を見ていて知ったにも関わらず、それを受け入れる彼が凄い。というか、凄まじすぎて理解できない
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これは究極の愛なんでしょうか?…やっぱり愛なんでしょうね。知らんけど
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『レディ・バード』
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監督のグレタ・ガーウィグの自伝的青春ドラマ。
自分が暮らしている地元から飛び出して、都会の大学に進学したいと願うクリスティン、自称“レディ・バード”
自分が置かれている環境や周囲の人間に反発しながらも、心の中で地元サクラメントを愛していたと自覚するのです。
高校生生活最後の一年のいろいろな出来事を経て、周囲に「“レディ・バード”と呼んで」と強制していたのに、終盤には名前を聞かれて、本名の“クリスティン”を名乗るなど、彼女の心境の変化が見て取れました。
まあ、この高校生活の“いろいろ”が映画の主な部分なのですが、たまに痛々しく思いながらも、なんとなくわかってしまう主人公を演じるシアーシャ・ローナンが良かったです。