『モスクワの伯爵』が良すぎて
一気に殴り書きしてしまったんですが、
それとは別に、
ソ連の共産主義って授業であまりやらなかったけど
意外と知らないし怖いよなあ〜としみじみ思いました。
いま現在自分が持っている知識も、たかだか、
小説とかで読んだ程度しかないのだけど。
まあでもせっかくなので、
『モスクワの伯爵』を読みながら思い出した本を
備忘録としてメモっておきます。
『動物農場』オーウェル
とにかく『モスクワの伯爵』を読んでいる間ずっと
伯爵のことが好きすぎて、
「共産主義の連中、リアル動物農場!!!」
と叫んでましたね心の中で。
ソ連の歴史を勉強しなおしてから『動物農場』を再読すると
もっと笑えるのかもしれない。
意外と笑えないのかもしれない。
『グラーグ57』トム・ロブ・スミス
グラーグは共産主義時代の「強制収容所」。
反体制の人間を国外追放にせず、国内で過酷な労働に従事させることで
「成功した共産主義」とやらの実情が外国に漏れないようにもしたシステム。
こわっ!!!
『モスクワの伯爵』のニーナと夫が行ったと思われる「グラーグ」
その様子がこちらの小説では生々しく描かれています。
小説としてはシリーズ一作目の『チャイルド44』がオススメ。
そして二作目『グラーグ57』は主人公レオが無敵無双状態になっちゃって
三作目はどうすんの?スタンド使うの?と若干心配になる(未読)。
『嘘つきアーニャの真っ赤な真実』米原万里
超名著。
作者の米原万里さんが1960年〜1964年を過ごした
プラハの「ソビエト学校」の様子が描かれている作品。
米原さんは9歳から14歳。
なので、当時の描写は学生らしい友情とか宿題とかお買い物とかが
多いのだけど。
隆盛を誇った(やや斜陽か?)共産党関係者の子ども達の暮らしと
執筆当時(1990年)現在の対比が素晴らしく学びになる。
『モスクワの伯爵』を読んでいる間も、この本を思い出しながら、
立場や視点が変わると見えるものも違うよなあとしみじみ感じました。
『氷結の森』熊谷達也
<マタギシリーズ>の三作目。
主人公は、日露戦争後の樺太からサハリン経由でソ連へと旅します。
結構なハードボイルド冒険小説。
物語のクライマックスに関わる歴史的な事件
「尼港事件」は1920年。
ロシア革命真っ只中の混沌が描かれています。
ちなみに『モスクワの伯爵』の物語が始まるのは1922年。
ところで最近初めて読んだんですが、
『ゴールデンカムイ』って漫画、変人ばっかりで超おもしろいですね。
一気に殴り書きしてしまったんですが、
それとは別に、
ソ連の共産主義って授業であまりやらなかったけど
意外と知らないし怖いよなあ〜としみじみ思いました。
いま現在自分が持っている知識も、たかだか、
小説とかで読んだ程度しかないのだけど。
まあでもせっかくなので、
『モスクワの伯爵』を読みながら思い出した本を
備忘録としてメモっておきます。
『動物農場』オーウェル
とにかく『モスクワの伯爵』を読んでいる間ずっと
伯爵のことが好きすぎて、
「共産主義の連中、リアル動物農場!!!」
と叫んでましたね心の中で。
ソ連の歴史を勉強しなおしてから『動物農場』を再読すると
もっと笑えるのかもしれない。
意外と笑えないのかもしれない。
『グラーグ57』トム・ロブ・スミス
グラーグは共産主義時代の「強制収容所」。
反体制の人間を国外追放にせず、国内で過酷な労働に従事させることで
「成功した共産主義」とやらの実情が外国に漏れないようにもしたシステム。
こわっ!!!
『モスクワの伯爵』のニーナと夫が行ったと思われる「グラーグ」
その様子がこちらの小説では生々しく描かれています。
小説としてはシリーズ一作目の『チャイルド44』がオススメ。
そして二作目『グラーグ57』は主人公レオが無敵無双状態になっちゃって
三作目はどうすんの?スタンド使うの?と若干心配になる(未読)。
『嘘つきアーニャの真っ赤な真実』米原万里
超名著。
作者の米原万里さんが1960年〜1964年を過ごした
プラハの「ソビエト学校」の様子が描かれている作品。
米原さんは9歳から14歳。
なので、当時の描写は学生らしい友情とか宿題とかお買い物とかが
多いのだけど。
隆盛を誇った(やや斜陽か?)共産党関係者の子ども達の暮らしと
執筆当時(1990年)現在の対比が素晴らしく学びになる。
『モスクワの伯爵』を読んでいる間も、この本を思い出しながら、
立場や視点が変わると見えるものも違うよなあとしみじみ感じました。
『氷結の森』熊谷達也
<マタギシリーズ>の三作目。
主人公は、日露戦争後の樺太からサハリン経由でソ連へと旅します。
結構なハードボイルド冒険小説。
物語のクライマックスに関わる歴史的な事件
「尼港事件」は1920年。
ロシア革命真っ只中の混沌が描かれています。
ちなみに『モスクワの伯爵』の物語が始まるのは1922年。
ところで最近初めて読んだんですが、
『ゴールデンカムイ』って漫画、変人ばっかりで超おもしろいですね。