<読書メモ 2015年7月 ① 恋歌>
カッコ内は、2021年現在の補足コメントです。
『恋歌』朝井まかて
歌人中島歌子の生涯。
どこまでが創作なのかわからないけれど。
大政奉還前後の物語。
司馬遼作品の主人公のような、時代のうねりに乗った
興奮とか高揚とか全く無い、武家の子女の無力さが怖い。
子どもの首を落とされる母の描写が静かすぎて怖い。
とにかく怖かった。
うまい人だなと思うけれど、
こんな怖い小説体験はあまりしたくないな。
軽そうな作品もあるようなので、次はそっち読む。
この作品で直木賞をとったそうな。
(第150回直木賞受賞作(2014)。
この後、織田作之助賞受賞作の『阿蘭陀西鶴』を読んでから
受賞前の初期作品(予想以上にライトな読み口だった)を
読み進めました。
『恋歌』前、『恋歌』後、で変わったなと思う作家。
『恋歌』は、怖い怖いと言いながら一気に読んだし、
物凄く強く印象に残っているし、
ずっしりと腰の座った小説だと思う。
凄かった)
カッコ内は、2021年現在の補足コメントです。
『恋歌』朝井まかて
歌人中島歌子の生涯。
どこまでが創作なのかわからないけれど。
大政奉還前後の物語。
司馬遼作品の主人公のような、時代のうねりに乗った
興奮とか高揚とか全く無い、武家の子女の無力さが怖い。
子どもの首を落とされる母の描写が静かすぎて怖い。
とにかく怖かった。
うまい人だなと思うけれど、
こんな怖い小説体験はあまりしたくないな。
軽そうな作品もあるようなので、次はそっち読む。
この作品で直木賞をとったそうな。
(第150回直木賞受賞作(2014)。
この後、織田作之助賞受賞作の『阿蘭陀西鶴』を読んでから
受賞前の初期作品(予想以上にライトな読み口だった)を
読み進めました。
『恋歌』前、『恋歌』後、で変わったなと思う作家。
『恋歌』は、怖い怖いと言いながら一気に読んだし、
物凄く強く印象に残っているし、
ずっしりと腰の座った小説だと思う。
凄かった)