『マーダーボット・ダイアリー』
マーサ・ウェルズ
中原尚哉:訳
これはいいぞ!
☆5つだ!!!
妙に自意識高い、拗らせ気味の、なかなか有能なアンドロイドが
ぶつぶつ言いながらがんばります。
最高ですね笑!
創元SF文庫から、上下巻で刊行されていますが、
内容としては中篇4話が収録されています。
“マーダーボット・ダイアリー”シリーズ第一話となる
「システムの危殆」(2017)でヒューゴー賞・ネビュラ賞・ローカス賞。
第二話「人工的なあり方」(2018)でヒューゴー賞・ローカス賞。
すごいな〜。
というか、結構最近の作品なのですね。
SF100選みたいなのに入っているような
名作古典なのかと思ってました。
内容は、人型警備ユニットが主人公で、彼の一人称形式。
なので、自分を「弊機」と呼ぶ彼のプロフィールはあまりわからない。
しかしまあ、おもしろいよ。すごいよ。
最初はハビタット(居住エリア)やユニット(アンドロイド的な意味)
など小説内用語がわからず、苦労したのだけど、
この世界に慣れてしまえばあとはもう極楽です。
対人恐怖症でドラマ視聴に逃避しがち、
ずいぶんと人間臭い「弊機」が、すごく良い。
大森望が書評で『銀河ヒッチハイクガイド』の
うつ病ロボ・マーヴィンが好きな人にオススメと言っていて、
「それだ!!!」と思いました笑
この後、「弊機」ががんばる長編『ネットワーク・エフェクト』も
刊行されているので、読もう。
あと、訳者が解説で「弊機」のことを「彼女」と呼ぶのには
違和感しかない。
マーサ・ウェルズ
中原尚哉:訳
これはいいぞ!
☆5つだ!!!
妙に自意識高い、拗らせ気味の、なかなか有能なアンドロイドが
ぶつぶつ言いながらがんばります。
最高ですね笑!
創元SF文庫から、上下巻で刊行されていますが、
内容としては中篇4話が収録されています。
“マーダーボット・ダイアリー”シリーズ第一話となる
「システムの危殆」(2017)でヒューゴー賞・ネビュラ賞・ローカス賞。
第二話「人工的なあり方」(2018)でヒューゴー賞・ローカス賞。
すごいな〜。
というか、結構最近の作品なのですね。
SF100選みたいなのに入っているような
名作古典なのかと思ってました。
内容は、人型警備ユニットが主人公で、彼の一人称形式。
なので、自分を「弊機」と呼ぶ彼のプロフィールはあまりわからない。
しかしまあ、おもしろいよ。すごいよ。
最初はハビタット(居住エリア)やユニット(アンドロイド的な意味)
など小説内用語がわからず、苦労したのだけど、
この世界に慣れてしまえばあとはもう極楽です。
対人恐怖症でドラマ視聴に逃避しがち、
ずいぶんと人間臭い「弊機」が、すごく良い。
大森望が書評で『銀河ヒッチハイクガイド』の
うつ病ロボ・マーヴィンが好きな人にオススメと言っていて、
「それだ!!!」と思いました笑
この後、「弊機」ががんばる長編『ネットワーク・エフェクト』も
刊行されているので、読もう。
あと、訳者が解説で「弊機」のことを「彼女」と呼ぶのには
違和感しかない。