ニュース考
脱原発の世論が高まっている。
今後も脱原発の世論は高まる可能性が強いのではないか。
今回の、福島の事故で、原子力エネルギー利用が、最終処分の方法さえ決まらない厄介な物で、廃炉するにも巨額の資金と、時間がかかり、何より事故を起こし放射能が拡散すると、人間による制御不能の事態となり、避難しか方法がないということを、国民が知り、実感した。
被害者も多数発生した。
民意は、明らかに脱原発と再生可能エネルギー利用促進の方向に動くのではないか。
しかし7月31日のインドの大規模停電では、国土の半分近くの地域で停電したという。
この事件は、電源不足が引き起こす事態の深刻さを改めて現実問題として知らされた。(既にNY大停電等の問題も、過去にあった。)
現在、日本は昨年に劣らぬ猛暑が続き、電力需要が高まっているが、原発2基が稼動しているとはいえ、昨年のような電力逼迫感はない。
もし、このまま計画停電をせずに夏を乗り切れるなら、これ以上原発は不用ということではないか。
更に、原発関連予算をすべて、再生可能エネルギーの研究実用化に振り向けることで、原発依存分をまかなえるという意見もある。
そのほか、バイオエネルギー関係ではブラジルの実用化は進んでいるし、日本の研究でバイオエネルギーの可能性については、かなり研究・実用化実験が進んでいて、政府がやる気になれば実用化出来、かなりのエネルギーをまかなえるという話も、よく紹介されている。
再生可能エネルギー以外、メタンハイドレートや新しい天然ガスの発掘方法を実用化することで、日本近海から格安のエネルギーを入手出来るという。
このような、最新の技術や知見を取りいれ、政府が脱原発の旗を振ることで、再生可能エネルギーや、天然ガス等のエネルギー国産実用化が可能になり、そのような新エネルギーを原発のエネルギーに置き換えるべきではないか。
先に言ったように、この猛暑を計画停電なしで乗り切れば、これから来年の夏までに、日本が最低限大飯原発2基分の天然ガスや再生可能エネルギーを開発すれば、大飯原発を運転停止できることになる。
当然、他の原発再稼動や新設は、不要ということになる。
更に省エネ技術の進展や省エネの実施を考えると、脱原発は政府にその意志さえあれば可能なのではないか。
無論、原発にまつわる経理上の問題はあるが、これは人為的なシステムの問題で、即ち原発の償却をどうするのかということだが、国民、産業界も含めコスト、減価償却の問題、料金、事故補償等総合的に政治問題として、国民を巻き込んで解決すればよいのではないか。
総合的に原子力問題を考えた場合、原発関連予算は膨大であり、六ヶ所村の再処理施設さえ満足に動いていないし、もんじゅも同じで、企画されている原子力システムそのものが、うまくいっておらず、国民は膨大なムダ金を使わされたことになる。
原発のランニングコストは安いというが、使用済み燃料処理や廃炉の費用も含めて正確に算出すべきだし、それ以前に、現在の科学技術では、環境に漏れ出した放射能をコントロールできないという現実がある。
このような現実を考えると、原子力は実用段階ではなく、研究段階ではないのか。
原子力は、当面学問としての研究に絞り、核燃料の最終処理まで確実にコントロールできる状態で、更に環境汚染に対応できる技術が確立された時点で、改めて国民に原子力技術の利用の可否を問うべきであろうと思う。
120801 水 の注目ニューススクラップ
東日本大震災に伴う東京電力福島第一原子力発電所の事故をめぐり、東京、福島、金沢の各地検は1日、東電幹部や政府関係者に対する業務上過失致死傷容疑などでの告訴・告発をそれぞれ受理した。今後、刑事立件の可否を見極めるための捜査を始める。(朝日新聞デジタル)
http://www.asahi.com/national/update/0801/TKY201208010473.html
台風10号は、鹿児島県の種子島・屋久島地方を暴風域に巻き込みながら、西へ進んでいます。
一方、大型で強い台風9号は、発達しながら沖縄県の先島諸島に近づいていて、九州南部や先島諸島では2日にかけて暴風や非常に激しい雨が続くおそれがあります(NHK)
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20120801/k10014010591000.html
いじめの問題が背景にある子どもの自殺などが起きた場合、学校や教育委員会が迅速に対応できるよう指導や助言を行う、文部科学省の「子ども安全対策支援室」が、1日、発足しました(NHK)
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20120801/k10014014761000.html
以下その他の120801 水 のニューススクラップ
去年3月の巨大地震で、ホールや体育館などのいわゆる「つり天井」が相次いで落下し、利用者が死亡するなどの被害が出たことから、国土交通省は、広い空間で使われるつり天井の耐震基準を新たに定めました。(NHK)
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20120801/k10013998141000.html
世界的に市場が急拡大しているスマートフォン向けの半導体を巡って、電機メーカーの富士通とNEC、それに携帯電話大手のNTTドコモの3社は、最先端の半導体を開発する新たな会社をつくり、先行する海外のメーカーと競争していくことになりました(NHK)
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20120801/k10014018301000.html
京都大学大学院の元教授が物品納入に便宜を図った見返りなどとして東京の医療機器販売会社に私的な飲食費などを負担させていたとして収賄の疑いで逮捕された事件で、この元教授と贈賄の疑いで逮捕された社長は、およそ20年来の知り合いだったことが関係者への取材で分かりました(NHK)
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20120801/k10013998161000.html
「大阪都構想」の実現に向けて、大阪市にある24の区の区長の権限を強化しようと、橋下市長が導入した「公募区長」に1日、辞令が手渡され、区長が正式に就任しました(NHK)
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20120801/k10014004871000.html
野田内閣は1日の行政改革実行本部(本部長・野田佳彦首相)で、国と独立行政法人が保有する資産の売却について、2016年度までの工程表を決めた。国家公務員や独法の職員宿舎など5千億円超の売却を目指す(朝日新聞デジタル)
http://www.asahi.com/politics/update/0801/TKY201208010625.html
犬と一緒に育った赤ちゃんは耳やのどの感染症になりにくく、抗生物質の使用も少なくて済むとの調査結果をフィンランドのチームが米小児科学会誌(電子版)に発表した。動物との接触で細菌にさらされて免疫が発達し、体が丈夫になるのではないかとみている。(朝日新聞デジタル)
http://www.asahi.com/science/update/0730/TKY201207300173.html
経済成長に伴い電力需要が増加しているインドでは、先月31日、国土の半分に及ぶ地域で大規模な停電が起きましたが、電力公社などがふだんは運転していない発電所を稼働させた結果、停電はおおむね解消されました(NHK)
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20120801/k10013999781000.html
長引く円高を背景に、中期的には、国内での生産を縮小すると考えている製造業が増えていることが、日本政策投資銀行がまとめた調査で分かりました(NHK)
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20120801/k10014014641000.html
新に発効又は、可決される法律、政令他
65歳まで働きたい人全員の雇用を義務づける高年齢者雇用安定法(高齢法)改正案が、1日の衆院厚生労働委員会で民主、自民、公明3党による修正を経て可決された。近く衆院本会議で可決して参院に送られ今国会で成立する見通しだ。 (朝日新聞デジタル)
http://www.asahi.com/politics/update/0801/TKY201208010491.html
以下社会経済その他指標データ
東京電力は、ことし4月から6月までの3か月間の決算が、燃料費の大幅な増加などで2883億円の最終赤字になるとともに、来年3月期の年間の業績見通しについても1600億円程度の最終赤字に下方修正することを発表しました(NHK)
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20120801/k10014018431000.html
7月の国内新車販売台数(軽自動車含む)は、前年同月比37.6%増の51万3125台だった。エコカー補助金の追い風に新車投入効果が加わり、軽は7月として過去最高を記録した。日本自動車販売協会連合会(自販連)と全国軽自動車協会連合会(全軽自協)が1日発表した。(朝日新聞デジタル)
http://www.asahi.com/business/update/0801/TKY201208010537.html
がんと診断された時に働いていた人のうち、自分の意思や会社からの指示などで24%が退職、45%は収入が減っていたことが、厚生労働省研究班(主任研究者・高橋都独協医科大准教授)の調査でわかった。(朝日新聞デジタル)
http://www.asahi.com/science/update/0801/TKY201208010247.html
脱原発の世論が高まっている。
今後も脱原発の世論は高まる可能性が強いのではないか。
今回の、福島の事故で、原子力エネルギー利用が、最終処分の方法さえ決まらない厄介な物で、廃炉するにも巨額の資金と、時間がかかり、何より事故を起こし放射能が拡散すると、人間による制御不能の事態となり、避難しか方法がないということを、国民が知り、実感した。
被害者も多数発生した。
民意は、明らかに脱原発と再生可能エネルギー利用促進の方向に動くのではないか。
しかし7月31日のインドの大規模停電では、国土の半分近くの地域で停電したという。
この事件は、電源不足が引き起こす事態の深刻さを改めて現実問題として知らされた。(既にNY大停電等の問題も、過去にあった。)
現在、日本は昨年に劣らぬ猛暑が続き、電力需要が高まっているが、原発2基が稼動しているとはいえ、昨年のような電力逼迫感はない。
もし、このまま計画停電をせずに夏を乗り切れるなら、これ以上原発は不用ということではないか。
更に、原発関連予算をすべて、再生可能エネルギーの研究実用化に振り向けることで、原発依存分をまかなえるという意見もある。
そのほか、バイオエネルギー関係ではブラジルの実用化は進んでいるし、日本の研究でバイオエネルギーの可能性については、かなり研究・実用化実験が進んでいて、政府がやる気になれば実用化出来、かなりのエネルギーをまかなえるという話も、よく紹介されている。
再生可能エネルギー以外、メタンハイドレートや新しい天然ガスの発掘方法を実用化することで、日本近海から格安のエネルギーを入手出来るという。
このような、最新の技術や知見を取りいれ、政府が脱原発の旗を振ることで、再生可能エネルギーや、天然ガス等のエネルギー国産実用化が可能になり、そのような新エネルギーを原発のエネルギーに置き換えるべきではないか。
先に言ったように、この猛暑を計画停電なしで乗り切れば、これから来年の夏までに、日本が最低限大飯原発2基分の天然ガスや再生可能エネルギーを開発すれば、大飯原発を運転停止できることになる。
当然、他の原発再稼動や新設は、不要ということになる。
更に省エネ技術の進展や省エネの実施を考えると、脱原発は政府にその意志さえあれば可能なのではないか。
無論、原発にまつわる経理上の問題はあるが、これは人為的なシステムの問題で、即ち原発の償却をどうするのかということだが、国民、産業界も含めコスト、減価償却の問題、料金、事故補償等総合的に政治問題として、国民を巻き込んで解決すればよいのではないか。
総合的に原子力問題を考えた場合、原発関連予算は膨大であり、六ヶ所村の再処理施設さえ満足に動いていないし、もんじゅも同じで、企画されている原子力システムそのものが、うまくいっておらず、国民は膨大なムダ金を使わされたことになる。
原発のランニングコストは安いというが、使用済み燃料処理や廃炉の費用も含めて正確に算出すべきだし、それ以前に、現在の科学技術では、環境に漏れ出した放射能をコントロールできないという現実がある。
このような現実を考えると、原子力は実用段階ではなく、研究段階ではないのか。
原子力は、当面学問としての研究に絞り、核燃料の最終処理まで確実にコントロールできる状態で、更に環境汚染に対応できる技術が確立された時点で、改めて国民に原子力技術の利用の可否を問うべきであろうと思う。
120801 水 の注目ニューススクラップ
東日本大震災に伴う東京電力福島第一原子力発電所の事故をめぐり、東京、福島、金沢の各地検は1日、東電幹部や政府関係者に対する業務上過失致死傷容疑などでの告訴・告発をそれぞれ受理した。今後、刑事立件の可否を見極めるための捜査を始める。(朝日新聞デジタル)
http://www.asahi.com/national/update/0801/TKY201208010473.html
台風10号は、鹿児島県の種子島・屋久島地方を暴風域に巻き込みながら、西へ進んでいます。
一方、大型で強い台風9号は、発達しながら沖縄県の先島諸島に近づいていて、九州南部や先島諸島では2日にかけて暴風や非常に激しい雨が続くおそれがあります(NHK)
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20120801/k10014010591000.html
いじめの問題が背景にある子どもの自殺などが起きた場合、学校や教育委員会が迅速に対応できるよう指導や助言を行う、文部科学省の「子ども安全対策支援室」が、1日、発足しました(NHK)
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20120801/k10014014761000.html
以下その他の120801 水 のニューススクラップ
去年3月の巨大地震で、ホールや体育館などのいわゆる「つり天井」が相次いで落下し、利用者が死亡するなどの被害が出たことから、国土交通省は、広い空間で使われるつり天井の耐震基準を新たに定めました。(NHK)
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20120801/k10013998141000.html
世界的に市場が急拡大しているスマートフォン向けの半導体を巡って、電機メーカーの富士通とNEC、それに携帯電話大手のNTTドコモの3社は、最先端の半導体を開発する新たな会社をつくり、先行する海外のメーカーと競争していくことになりました(NHK)
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20120801/k10014018301000.html
京都大学大学院の元教授が物品納入に便宜を図った見返りなどとして東京の医療機器販売会社に私的な飲食費などを負担させていたとして収賄の疑いで逮捕された事件で、この元教授と贈賄の疑いで逮捕された社長は、およそ20年来の知り合いだったことが関係者への取材で分かりました(NHK)
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20120801/k10013998161000.html
「大阪都構想」の実現に向けて、大阪市にある24の区の区長の権限を強化しようと、橋下市長が導入した「公募区長」に1日、辞令が手渡され、区長が正式に就任しました(NHK)
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20120801/k10014004871000.html
野田内閣は1日の行政改革実行本部(本部長・野田佳彦首相)で、国と独立行政法人が保有する資産の売却について、2016年度までの工程表を決めた。国家公務員や独法の職員宿舎など5千億円超の売却を目指す(朝日新聞デジタル)
http://www.asahi.com/politics/update/0801/TKY201208010625.html
犬と一緒に育った赤ちゃんは耳やのどの感染症になりにくく、抗生物質の使用も少なくて済むとの調査結果をフィンランドのチームが米小児科学会誌(電子版)に発表した。動物との接触で細菌にさらされて免疫が発達し、体が丈夫になるのではないかとみている。(朝日新聞デジタル)
http://www.asahi.com/science/update/0730/TKY201207300173.html
経済成長に伴い電力需要が増加しているインドでは、先月31日、国土の半分に及ぶ地域で大規模な停電が起きましたが、電力公社などがふだんは運転していない発電所を稼働させた結果、停電はおおむね解消されました(NHK)
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20120801/k10013999781000.html
長引く円高を背景に、中期的には、国内での生産を縮小すると考えている製造業が増えていることが、日本政策投資銀行がまとめた調査で分かりました(NHK)
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20120801/k10014014641000.html
新に発効又は、可決される法律、政令他
65歳まで働きたい人全員の雇用を義務づける高年齢者雇用安定法(高齢法)改正案が、1日の衆院厚生労働委員会で民主、自民、公明3党による修正を経て可決された。近く衆院本会議で可決して参院に送られ今国会で成立する見通しだ。 (朝日新聞デジタル)
http://www.asahi.com/politics/update/0801/TKY201208010491.html
以下社会経済その他指標データ
東京電力は、ことし4月から6月までの3か月間の決算が、燃料費の大幅な増加などで2883億円の最終赤字になるとともに、来年3月期の年間の業績見通しについても1600億円程度の最終赤字に下方修正することを発表しました(NHK)
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20120801/k10014018431000.html
7月の国内新車販売台数(軽自動車含む)は、前年同月比37.6%増の51万3125台だった。エコカー補助金の追い風に新車投入効果が加わり、軽は7月として過去最高を記録した。日本自動車販売協会連合会(自販連)と全国軽自動車協会連合会(全軽自協)が1日発表した。(朝日新聞デジタル)
http://www.asahi.com/business/update/0801/TKY201208010537.html
がんと診断された時に働いていた人のうち、自分の意思や会社からの指示などで24%が退職、45%は収入が減っていたことが、厚生労働省研究班(主任研究者・高橋都独協医科大准教授)の調査でわかった。(朝日新聞デジタル)
http://www.asahi.com/science/update/0801/TKY201208010247.html