最高/最低 21.6 16.6 晴時々曇
この日は副食が底をついたので、とりあえず必要な3食分の副食を作った。
しかしそれ以降の食材が無いので、3軒のスーパーに食材の買い出しに出かけた。
この日は、中の島の中央公会堂で開催される日本テレマン協会の演奏会に予約を入れていたので、5時頃には出発せねばならず、その時間が迫っていたので大急ぎで買い物をした。
帰宅するとすぐに淀屋橋に出かけた。
予約したのは1000円の立見席なので、開演間際に行っても差し支えないので、会場に行く前にいつも行くファストフードに寄りアイスコーヒーを飲んでから会場に向かった。
ここ数日は5月中旬程度の気温になり、少し激しく動くと汗が出る。
会場は、大阪市中央公会堂3Fの中会議室だった。
会場には、大量のパイプチェアーが並べられ、ほぼ満席だった。
椅子席は3000円で自由席だ。
立ち見咳は1000円で、椅子席の後ろの空間に自由に立って聴く。
立見席は、数十人程度入るのかなと思ったら、数人しかいなかった。
2時間近くたったまま聴けるか心配したが、全く問題なかった。
ジムで体を鍛えている効果が、こういう時成果が発揮されている。
50代の頃の私なら、多分座り込んでいたか、帰宅後筋肉痛や疲労に悩まされていただろう。
今朝起きたところ、足腰に疲労や異変は無い。
演目は
C.P.E.バッハ(カール・フィリップ・エマヌエル)<JSバッハの次男>のシンフォニア 二長調、
モーツアルト ピアノ協奏曲16番
ハイドン 交響曲94番「驚愕」
アンコール、モーツアルトのジュピターの第三楽章? が演奏された。
演奏が始まった。
C.P.E.バッハのシンフォニア 二長調は、初めて聞く曲だ。
解説を読むと1754年に作曲されベルリンの宮廷音楽家時代の作品で、トリオソナタの構成で書かれているという。(二つの上声部と通奏低音で3声部構成)
父の大バッハから比べるとはるかに出世した次男(バッハは2度結婚し、合計20人の子供を作っている)C.P.E.バッハの作品もたまに演奏されるが、父の曲程よく聞く機会はなく、多分この曲は初めて聴いたと思う。
父のバッハは、チェンバロからピアノに変わる過渡期に生きて、ピアノの改良にも参画したことが知られている(バッハはピアノ嫌いではなかった。)が、息子の代には、当時は今回使用されていたフォルテピアノを使っていたのだろう。
フォルテピアノの生の音は、今回初めて聴いた。
チェンバロとも、今のピアノとも違う独特の音である。
構造もかなり違っている。
ただチェンバロと違い、音の強弱が出せるはずなので、そのあたりも注目して聞いていたが確かに強弱はついていた。
聴き慣れると、バイオリンとフォルテピアノの音色が、見事に溶け合って非常に美しかった。
父のバッハとは違った、楽しい旋律の流れや絡みがあって、なかなか楽しい、いい曲だと思った。
2曲目の、モーツアルト ピアノ協奏曲16番を聞いて、この時代の楽器が演奏されているのを見て興奮した。トランペットもホルンも形が違うのだ。
ピアノは、1曲目で使ったフォルテピアノだ。
何とも言えない美しいハーモニーを出していた。
天井を見ると、天井にシャンデリアやステンドグラスの明りとりがあり、天井は美しく装飾されていた。
モーツアルトの当時も、このような室内で演奏されたのだろうと想像し、そうしたことを連想しつつ優雅な演奏に耳を傾けた。
ときおりやはりこの時代の楽器であろうティンパニーが勢いよく響いていた。
2曲目が終わり休憩になった。
皆フォルテピアノの前に集まっているので、のぞきに行った。
その途中で、ティンパニーの奏者が楽器を触っていたので、質問した。
このティンパニーも当時の物と同じ構造の物であるとのことだった。
音程は、毎回太鼓の周辺にあるねじを回して調整するという。
とてもいい形をしている。
皮は牛革を使用しているという。
ティンパニー奏者にお礼を言ってから、フォルテピアノを見に行った。
ペダルは無い。
多分ハンマー形式なのだが、構造が違う。
鍵盤は、現在と白鍵と黒鍵が逆転している。
話には聞いていたが、実際に見たのは初めてだった。
担当者の方がキーボード部分を引き出して、見せていた。
スマホで、写真を撮った。
休憩が終わり、3曲目に入った。
毎回識者の延原武春氏の解説が入る。
日本のバロック音楽・古楽を代表する指揮者だ
何度も聞いた曲、素晴らしいハーモニー。
大編成ではないのに、古楽器でこれだけ力強い演奏ができることに驚いた。
素晴らしい演奏終了後、当然のことのように拍手は止まらない。
アンコールは、モーツアルトのジュピターの第3楽章だ。
この演奏も堂々として素晴らしく大きな演奏だった。
もっと演奏聞きたかったが、これで演奏会は終了した。
市役所横の夜道を歩きながら、演奏会の余韻に浸った。
立見席で、約2時間立ちっぱなしでどうなることか心配したが、疲れもなくとてもいい演奏会だった。
ただ、立見席は、どこに行っても自由だが、「立ち見」のラベルを胸に貼ることになっていて多少抵抗はあったが、分相応の扱いで、全く不満はない。
そうしたことを差し引いても、1000円の演奏会なら、毎月でも行きたいと思う。
こうした、立ち見席付きの演奏会が増えるといいなあと思う。
演奏会風景(日本テレマン協会のFBの写真)
https://www.facebook.com/telemann.institute.japan/photos/a.1380031105616362.1073741828.1380030485616424/1737578049861664/?type=3&theater
https://www.facebook.com/telemann.institute.japan/photos/a.1380031105616362.1073741828.1380030485616424/1737578049861664/?type=3&theater
この日は副食が底をついたので、とりあえず必要な3食分の副食を作った。
しかしそれ以降の食材が無いので、3軒のスーパーに食材の買い出しに出かけた。
この日は、中の島の中央公会堂で開催される日本テレマン協会の演奏会に予約を入れていたので、5時頃には出発せねばならず、その時間が迫っていたので大急ぎで買い物をした。
帰宅するとすぐに淀屋橋に出かけた。
予約したのは1000円の立見席なので、開演間際に行っても差し支えないので、会場に行く前にいつも行くファストフードに寄りアイスコーヒーを飲んでから会場に向かった。
ここ数日は5月中旬程度の気温になり、少し激しく動くと汗が出る。
会場は、大阪市中央公会堂3Fの中会議室だった。
会場には、大量のパイプチェアーが並べられ、ほぼ満席だった。
椅子席は3000円で自由席だ。
立ち見咳は1000円で、椅子席の後ろの空間に自由に立って聴く。
立見席は、数十人程度入るのかなと思ったら、数人しかいなかった。
2時間近くたったまま聴けるか心配したが、全く問題なかった。
ジムで体を鍛えている効果が、こういう時成果が発揮されている。
50代の頃の私なら、多分座り込んでいたか、帰宅後筋肉痛や疲労に悩まされていただろう。
今朝起きたところ、足腰に疲労や異変は無い。
演目は
C.P.E.バッハ(カール・フィリップ・エマヌエル)<JSバッハの次男>のシンフォニア 二長調、
モーツアルト ピアノ協奏曲16番
ハイドン 交響曲94番「驚愕」
アンコール、モーツアルトのジュピターの第三楽章? が演奏された。
演奏が始まった。
C.P.E.バッハのシンフォニア 二長調は、初めて聞く曲だ。
解説を読むと1754年に作曲されベルリンの宮廷音楽家時代の作品で、トリオソナタの構成で書かれているという。(二つの上声部と通奏低音で3声部構成)
父の大バッハから比べるとはるかに出世した次男(バッハは2度結婚し、合計20人の子供を作っている)C.P.E.バッハの作品もたまに演奏されるが、父の曲程よく聞く機会はなく、多分この曲は初めて聴いたと思う。
父のバッハは、チェンバロからピアノに変わる過渡期に生きて、ピアノの改良にも参画したことが知られている(バッハはピアノ嫌いではなかった。)が、息子の代には、当時は今回使用されていたフォルテピアノを使っていたのだろう。
フォルテピアノの生の音は、今回初めて聴いた。
チェンバロとも、今のピアノとも違う独特の音である。
構造もかなり違っている。
ただチェンバロと違い、音の強弱が出せるはずなので、そのあたりも注目して聞いていたが確かに強弱はついていた。
聴き慣れると、バイオリンとフォルテピアノの音色が、見事に溶け合って非常に美しかった。
父のバッハとは違った、楽しい旋律の流れや絡みがあって、なかなか楽しい、いい曲だと思った。
2曲目の、モーツアルト ピアノ協奏曲16番を聞いて、この時代の楽器が演奏されているのを見て興奮した。トランペットもホルンも形が違うのだ。
ピアノは、1曲目で使ったフォルテピアノだ。
何とも言えない美しいハーモニーを出していた。
天井を見ると、天井にシャンデリアやステンドグラスの明りとりがあり、天井は美しく装飾されていた。
モーツアルトの当時も、このような室内で演奏されたのだろうと想像し、そうしたことを連想しつつ優雅な演奏に耳を傾けた。
ときおりやはりこの時代の楽器であろうティンパニーが勢いよく響いていた。
2曲目が終わり休憩になった。
皆フォルテピアノの前に集まっているので、のぞきに行った。
その途中で、ティンパニーの奏者が楽器を触っていたので、質問した。
このティンパニーも当時の物と同じ構造の物であるとのことだった。
音程は、毎回太鼓の周辺にあるねじを回して調整するという。
とてもいい形をしている。
皮は牛革を使用しているという。
ティンパニー奏者にお礼を言ってから、フォルテピアノを見に行った。
ペダルは無い。
多分ハンマー形式なのだが、構造が違う。
鍵盤は、現在と白鍵と黒鍵が逆転している。
話には聞いていたが、実際に見たのは初めてだった。
担当者の方がキーボード部分を引き出して、見せていた。
スマホで、写真を撮った。
休憩が終わり、3曲目に入った。
毎回識者の延原武春氏の解説が入る。
日本のバロック音楽・古楽を代表する指揮者だ
何度も聞いた曲、素晴らしいハーモニー。
大編成ではないのに、古楽器でこれだけ力強い演奏ができることに驚いた。
素晴らしい演奏終了後、当然のことのように拍手は止まらない。
アンコールは、モーツアルトのジュピターの第3楽章だ。
この演奏も堂々として素晴らしく大きな演奏だった。
もっと演奏聞きたかったが、これで演奏会は終了した。
市役所横の夜道を歩きながら、演奏会の余韻に浸った。
立見席で、約2時間立ちっぱなしでどうなることか心配したが、疲れもなくとてもいい演奏会だった。
ただ、立見席は、どこに行っても自由だが、「立ち見」のラベルを胸に貼ることになっていて多少抵抗はあったが、分相応の扱いで、全く不満はない。
そうしたことを差し引いても、1000円の演奏会なら、毎月でも行きたいと思う。
こうした、立ち見席付きの演奏会が増えるといいなあと思う。
演奏会風景(日本テレマン協会のFBの写真)
https://www.facebook.com/telemann.institute.japan/photos/a.1380031105616362.1073741828.1380030485616424/1737578049861664/?type=3&theater
https://www.facebook.com/telemann.institute.japan/photos/a.1380031105616362.1073741828.1380030485616424/1737578049861664/?type=3&theater