SMILES@LA

シェルターからやってきたミックス犬のニコとデカピンのニヤ。どちらの名前もSMILEの犬姉妹の思い出を綴ります。

しんみりの夜

2015-04-18 23:50:20 | ひとりごと
去年の9月、まだFC2にお世話になっていた時に「さよならのシェア」という記事を書いたことがあります。

ブログを通じて犬たちの様子を拝見しているブロ友さん達、近所の犬友さん達、ニコがうちに来てからの9年半の間にたくさんのさよならをシェアして頂いてきました。
そしたまた、この1ヶ月ほどの間に、愛する犬たちとの別れをシェアしてもらうことが何度か続きました。
今夜も公園のお散歩仲間さんからメールが来て、おなじみの散歩仲間が1匹天国へと旅立ったことを知りました。



ニコを迎えたばかりの頃は、そういうお話を聞いて、自分とニコに置き換えて考えることがとても怖くて、それでいて実感が全然伴わないでいました。

何年も前ですが、長年歴代の犬たちと一緒に暮らし、何度か見送りもしてきた方がこんな風におっしゃっていました。
「犬が年を取ってくると、自然とこちらの準備もできて怖いという気持ちがなくなって来るんですよ。」

その時は「ほー、そういうものか。」と見上げるような気持ちで聞いていたのですが、
ニコが10歳を迎えようとする今、なんとなくその境地がわかりかけてような気がしています。
いや、もちろんニコにはまだまだ側に居てもらいますよ!
それにわかりかけているなんて言っても、ほんのちょーっと灯が見えるか見えないかという程度のこと。

でもたくさんのさよならをシェアして頂いたおかげで、色々な背景や気持ちを想像し、自分に置き換えてまた想像して、
あれこれ考えて、それを繰り返して来て、心の中の何かが確実に変わってきたなあとしんみり思っています。



シニアになってゆっくりゆっくりさよならの準備をして旅立っていった子、
これ以上苦しみを引き延ばさないようにと、飼い主さんの決心で見送った子、
いろんな形のさよならがあって、それぞれの時間がある。

あ~、本当はもっと色んな覚悟やら決心やら楽観やらをツラツラ考え続けているんですが
言葉にして書いてしまうと薄っぺらくなりそうで、ダメだダメだ。

すみません。独り言な上に、明るい話じゃなくて。

でもね、私がシェアしてもらったさよならのストーリー、どれもそれぞれに素敵なお話でした。
どの犬もみんな思い切り愛されて、愛して、幸せな犬生だったんだから。

Rest in Peace......

コメント (6)
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