今日、犬雑誌The Barkのブログで呼びかけられていた注意事項。
大事なことなので、紹介しておきますね。
「だいじなことなので注目~!」
アメリカ食品医薬品局(FDA)は、成分フルルビプロフェンを含む局所鎮痛薬(人間用の医薬品)がペットの健康に重大な危険を及ぼすおそれがあるとして警告を出しました。
警告の根拠となったのはFDAに寄せられた2軒の家庭からの通報。飼い主が鎮痛薬のクリームを自分の首や脚に塗布した後、猫が具合を悪くしたり、命を落とした個体もいたとのことです。いずれもクリームを猫に塗ったりはしていません。
この鎮痛薬は筋肉、関節などの痛みのため(捻挫や関節炎ですね)に医師が処方したもので、フルルビプロフェンの他に筋弛緩剤のシクロベンザプリンも含まれていたとのこと。
フルルビプロフェンは非ステロイド抗炎症薬の一種で、患者を診察した獣医師はこちらの毒性をより注視しているようです。
日本ではフルルビプロフェンを含む薬剤のほとんどは貼り薬です。薬局で市販されているものではなく、医師が処方するものです。
整形外科などで処方される湿布薬など、ごく一般的な薬です。
こちら(クリック)に、この成分を含む薬の名称の一覧があるサイトをリンクしておきますのでご参照ください。
アメリカの例は塗り薬だったので、猫が飼い主の体を舐めて体内に入ったなどが考えられますが、貼り薬の方がリスクは低そうです。
ただ、このフルルビプロフェンという成分は、ごく少量でも大きな影響があるようですから、知っておくことはとても大切。
湿布などでも、飼い主の匂いのついたものが大好きなペットがゴミ箱から拾って来て噛んだりすると危険なのでご注意ください。
今回はフルルビプロフェンに関する警告でしたが、どんなものであれ薬をペットの近くに置かないことや
薬を触った手や塗布に使った器具やガーゼなどの管理にも注意が必要なことを改めて感じました。
「気をつけてね~。」
むやみに怖がりすぎるのは良くないけれど、知っとくのと知らないのとでは気をつけ方のポイントも変わってきますもんね。
《追記》
このお薬をお使いの方で、もしもペットが薬に触れた場合は体をきれいに洗ってすぐに獣医師の診察を受けてください。
薬に接触した後、食欲の減退、無気力状態、嘔吐、下痢などの症状が見られた場合は救急も含めて至急病院へ。
その際、獣医師にフルルビプロフェンの薬に接触したことを伝えてください。
※体を洗うと書かれているのは、アメリカの場合塗り薬の形態が多く、動物は接触した部分を舐める可能性が高いからです。
原文はこちら
http://thebark.com/content/fda-warns-pet-exposure-topical-pain-meds
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大事なことなので、紹介しておきますね。
「だいじなことなので注目~!」
アメリカ食品医薬品局(FDA)は、成分フルルビプロフェンを含む局所鎮痛薬(人間用の医薬品)がペットの健康に重大な危険を及ぼすおそれがあるとして警告を出しました。
警告の根拠となったのはFDAに寄せられた2軒の家庭からの通報。飼い主が鎮痛薬のクリームを自分の首や脚に塗布した後、猫が具合を悪くしたり、命を落とした個体もいたとのことです。いずれもクリームを猫に塗ったりはしていません。
この鎮痛薬は筋肉、関節などの痛みのため(捻挫や関節炎ですね)に医師が処方したもので、フルルビプロフェンの他に筋弛緩剤のシクロベンザプリンも含まれていたとのこと。
フルルビプロフェンは非ステロイド抗炎症薬の一種で、患者を診察した獣医師はこちらの毒性をより注視しているようです。
日本ではフルルビプロフェンを含む薬剤のほとんどは貼り薬です。薬局で市販されているものではなく、医師が処方するものです。
整形外科などで処方される湿布薬など、ごく一般的な薬です。
こちら(クリック)に、この成分を含む薬の名称の一覧があるサイトをリンクしておきますのでご参照ください。
アメリカの例は塗り薬だったので、猫が飼い主の体を舐めて体内に入ったなどが考えられますが、貼り薬の方がリスクは低そうです。
ただ、このフルルビプロフェンという成分は、ごく少量でも大きな影響があるようですから、知っておくことはとても大切。
湿布などでも、飼い主の匂いのついたものが大好きなペットがゴミ箱から拾って来て噛んだりすると危険なのでご注意ください。
今回はフルルビプロフェンに関する警告でしたが、どんなものであれ薬をペットの近くに置かないことや
薬を触った手や塗布に使った器具やガーゼなどの管理にも注意が必要なことを改めて感じました。
「気をつけてね~。」
むやみに怖がりすぎるのは良くないけれど、知っとくのと知らないのとでは気をつけ方のポイントも変わってきますもんね。
《追記》
このお薬をお使いの方で、もしもペットが薬に触れた場合は体をきれいに洗ってすぐに獣医師の診察を受けてください。
薬に接触した後、食欲の減退、無気力状態、嘔吐、下痢などの症状が見られた場合は救急も含めて至急病院へ。
その際、獣医師にフルルビプロフェンの薬に接触したことを伝えてください。
※体を洗うと書かれているのは、アメリカの場合塗り薬の形態が多く、動物は接触した部分を舐める可能性が高いからです。
原文はこちら
http://thebark.com/content/fda-warns-pet-exposure-topical-pain-meds
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