SMILES@LA

シェルターからやってきたミックス犬のニコとデカピンのニヤ。どちらの名前もSMILEの犬姉妹の思い出を綴ります。

スランプ、反省

2014-11-24 23:58:48 | 飼い主の日常
dog actuallyの新しい記事が更新されています。
「犬を迎える前にやった予習のこと」

「おかーさん、そのタイトルもうちょっとなんとかならなかったの?」

そうなのよーっ!ヒドイよねえ(笑

なんかスランプでねえ、全っ然浮かんで来なくてねえ。
とりあえず何かつけといて、良いのを思いついたら変更しようと思ってたら
最後まで何も出てこなくて、そのまんまになっちゃったという・・・。


「話し言葉そのまんま書いちゃってるって、おかーさん反省してます。」

せめて「犬を迎える前の予習期間」とか「犬を迎える前に予習したこと」とかの方が
まだ日本語として整ってるのに、なんかそれさえ出てこなかったのよねえ。
日本語能力が落ちてるんだろうか。かと言って英語能力は伸びも上がりもしてないってのに。



「ま、いいよいいよ。ニコのかっこいい写真使ったから。」


「あたしの写真の方がかっこよかったと思うけど。」

どっちもたいして変わらないって。


「あと、おかーさんの記事の一つ前の史嶋さんの記事が素晴らしかったので、余計バカ度が際立ったってのもあるわね。」

あるあるある。内容に共通点があるだけに余計に際立つという物哀しさだったよ。

その史嶋桂さんの記事。もう読まれた方も多いかと思いますが、本当に素晴らしいのでぜひ。
「犬に幻想を抱いてはならない」

身近に、これから初めて犬を飼いたいと考えている方がいたら、ぜひこの記事を勧めてあげてくださいな。



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ビート君のフリーランスボランティア

2014-11-23 23:59:35 | 犬のおはなし
縁あってシェアして頂くことになったビーグルのでんちゃんストーリー。
先週全10話の連載を終えましたが、今日はおまけの番外編。
ビートママさんの現在のことです。

ビーグルのでんちゃんのお話はこちらです。
ビーグルのでんちゃん 出会い1
ビーグルのでんちゃん 出会い2
ビーグルのでんちゃんが走った日1
ビーグルのでんちゃんが走った日2
ビーグルのでんちゃんの新しいお家1
ビーグルのでんちゃんの新しいお家2
ビーグルのでんちゃん 旅立ちまで
ビーグルのでんちゃん 旅立ち
ビーグルのでんちゃん さて、それから
ビーグルのでんちゃん そしてビートがやってきた

思いがけずにビートママさんのおうちの子になったビーグルのでんちゃん。
でんちゃんが心身のリハビリをして、その後関節炎を患い、そして腎臓病と闘いつつも
思いっきりの愛情に包まれて天国へ行ったお話は今までに連載した通りです。

ビートママさんは、若くて元気なビート君と暮らし始めて、でんちゃんの時にはできなかったことをスタートされました。
今日はそのお話。いろいろと考えさせられるお話なんですよ。




外部の情報にうとく、ただ無我夢中で世話をし、闘病に付き合った、
でんちゃんという犬を見送ってから、私は考えました。
捨て犬をなくすために、私にできることはなんだろう、と考えた。
そしてドッグライフカウンセラーの資格を取得した。

犬の問題行動は、飼い主の考え方が変わることで
かなりの割合で改善される。
問題行動が原因で捨てられる犬が、少しは減るかもしれない。
そう思って相談に向き合うわけだけど、
正直言うと、腹の立つことばかり。
アンタ、そもそも、なんで犬と暮らしたいわけ?と、
そこから問いただしたくなる人が本当に多いからです。
犬と暮らすって、こんなに楽しいのに、と思う。
犬を思い通りに動かしたいと思う人には、
犬にだって気持ちがあるんだよ、そんなこともわかんねーの?と言いたくなる。

怒りっぽい私ですが、相談員の時だけは、
世界一穏やかで気の長い人を目指し、静かに話をするようにしています。



「それからね~、僕もお仕事があるんだ。」

ビート君は健康診断をパスして、複数のボランティア団体に所属し
高齢者施設や重度障害者施設への訪問活動に参加し始めました。

数年間のそういう活動や、様々なセミナーを経て、ビートママさんとビート君は今は「一人と一匹」で活動をしていらっしゃいます。


とりあえずは一人と一匹なんだけど、
私と「ボランティア」や「訪問活動」についての知識をシェアし、
同じようなスタンスでエンパワーメントを考える仲間が見つかれば、
一人、二人と少しずつ増やしていければ、と思って。


団体に所属しない「フリーランスのボランティア」として、ご自身とビート君のプロフィールシートを作って独自の”売り込み”作戦。
そうしたら、あるケアホームから申し込みがあって、今月から定期的に訪問をすることになりました。



「このあいだ初フリーランス活動してきたんだよ。」

認知症の方々の集まるケアセンターに行き、
何気なく、ホールの隅っこに私とビートがいるわけです。

ビートの苦手なドライブが、往復で1時間。
そこだけがちょっと不安・・・。
でもね、夫が「それなら僕も行く」と言いだして。
ボランティア活動に興味のなかったはずの夫が、とうとう動いたのです。
ビートが頑張るなら、ビートが一人で頑張るなら、
父ちゃんは応援しなくては、と思ったようです。
そんなわけで、一家総出の初訪問。


あ、さっき「一人と一匹」と書きましたが「二人と一匹」の活動になりましたね(笑
センターでの活動時間は、ビート君の負担を考慮して30分。

スタッフの方がアテンドしてくださって、
「田中さーん、わんちゃん大丈夫?好き?」
「おぉ、好きじゃ」
「じゃね、今日ね、わんちゃん遊びに来てくれたよ」
「どーもー、ビートでーす、はじめましてー」みたいな感じ。
お、なんだこりゃ、でかい犬だな、
あらまぁ、おとなしい犬ね、あら、毛並みがいいわね、
おいおい、こっち向け、お座りできるかい、などなど、
皆さんそれぞれ、撫でたり話しかけたり。
発話が難しい方が、それでも何か話しかけたくて、
滝のようにヨダレを流しながら近づいてこられたり。
あるいは「昔飼ってたの。でも、死んだの」と涙ぐまれたり。
苦手とおっしゃる方も、「ちょっとだけ触ってみようかな」と言って、
結果的には1人を除いて全員触ってくれちゃった。

塩味のスナックをいきなりビートの口に突っ込む方も。
だけど、そういうことは想定内なので、ちゃんとかわします。
別名地蔵の夫も、つかず離れずで場内を移動し、
時々ビートに「オマエも働け」とジロジロ見られたそうな(笑)。
ともあれ、休憩を2回はさんで(ロビーの外で水を飲ませる)、
トータルで30分間、無事に和やかな時間を過ごせたのです。

多くの方が目を細めてくださって、滅多に話さない方が饒舌になって。
それだけでも、行った甲斐はあるのかもしれない、と思いました。



「パパもいっしょだったし、僕がんばった!」

帰路、車中で夫と「こうすればもっとよかったのでは」
「いや、それはまずいのでは」「それならこんな方法は」と、早速ミーティングもどき。
夫婦揃って行った、というのがまたよかったようです。
まるでどこかの会社の企画会議みたいに(笑)、
無口な夫もたくさん喋り、私はもっと喋り(笑)、
だいぶ興奮気味になって帰宅しました。
これを隔週で年度内は続行します。
訪問後は、メールで反省会をする予定。
改善ポイントがあれば次回へとつなげていきます。

ペットパートナーズ講習会や、ハンドラー講習会、
そのほかのセミナーで少しずつ蓄積してきたものを、
なんとか理想の形にしたいとは思いつつ、
犬のリードを持って訪問していると、実はいっぱいいっぱいです。
同じ施設、同じ対象者と何度も会えば、
そのうち、こちらにも犬にも余裕が生まれます。
そこから少しずつ形を作っていこう。そう思っています。
ほんのいくつかの例ではありますが、
ビートをはさんで、利用者の方がスタッフと盛り上がり、
それをスタッフが「この人、いつもは全然喋らないんです」と、
大変驚いたり喜んだり、ということもありました。


やっぱり動物のパワーってすごいですよね。
ビートママさん一流のユーモアを込めてこうおっしゃっています。
「私達がいくらおめかしして出かけたって、
デイケアのご利用者の方々は、私に触ったって嬉しくないのよ。
ビートが行くと、もうそれだけで目を細めてくださるのよ。
人間にできないことが、犬や猫にはできる。」


ビートママさんは「普通に、それなりのしつけがなされている家庭の犬なら、
できる活動というのが多々あるのです。
もちろん飼い主側に知識があり、犬とのバランスを考慮しながら、ということですが。
そういうことを知って欲しい。」とおっしゃいます。


「でんちゃんが来たことで、ビートママさんの人生が変わったみたい。」

ホントにそうだよねえ。
シーザーさんの言葉「時に犬との出会いは不思議なもので
”欲しい犬”ではなくて”必要な犬”があなたのもとにやって来る。」
でんちゃんやビート君は、まさにビートママさんご夫妻にとって”必要な犬”だった。


「そうよ。犬ってすごいのよ。」

犬を迎えることで、人の生活も変わる。
思いがけないことが起こったり、犬がいなければ無かった出会いがあったり。

でもいつか犬を見送ってやらなくてはいけない。
すごくすごく悲しいことで心に大きな穴が空いてしまうけれど
人の心は必ず再生して、また笑顔になれる。

そしてまた違う犬と出会い、人生はまた違う方向に転がりだす。

でんちゃんとビート君のお話をこうしてまとめていて、しみじみとそんなことを思ったのでした。



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獣医さんデー

2014-11-21 23:58:21 | ニコとニヤの日常
今日はニコとニヤを獣医さんに連れて行きました。と言っても、2匹一緒に連れて行くと混乱のカオスになることは目に見えているので、ニヤの予約は2時、ニコの予約は5時20分という時間差攻撃で。

ニヤはボルデテラの予防接種と健康診断。

「おかーさん、もう帰ろう。」

帰ろうってまだ先生に診てもらってないじゃないのさ。今日は何にも痛いことしないから静かに待ってなさい。

診察室で先生が来るのを待つ間、あちこちを探検。

「カウンターの上には何があるの~?」


「先生まだかな?忙しいんなら、あたしのことは放っておいてもらっていいんだけど。」

そういうわけにはいかない。
この後すぐに先生が来て、一通り触診や聴診器で診ていただいて、血液を採って、ワクチンを口からシュッと入れてもらっておしまい。
血液検査は結果待ちですが、今のところ特に悪いところはない様子。よかったよかった。
先生に診てもらってる間も、すぐに私に抱きつこうとしてピーピー言っていましたが、まあまあいい子のニヤでした。
待合室ではそこにいた犬全員に行儀よく挨拶してたし、まあ合格。
あ、でもキャリーに入ってる猫さんに挨拶しようとして、フーッと怒られてた(笑


そして、問題はニコ。ニコの右足の付け根の薄い皮下の部分にちょっと目立つシコリがあるので、それを診てもらうことにしたんです。

「ニコ問題児じゃないよ。いい子だよ。」

何言ってるの、待合室でおかーさんに「遊ぼう!」って誘ってきたゴールデンさんに「そば来ないで!」って鼻にシワ寄せてたじゃないさ。
診察のついでにお尻も絞ってもらおうと思ったのでオットも同伴してもらいましたよ。
じゃあオットが診察に連れて来ればいいじゃないかって感じなのですが、彼は症状や経過の説明がちっとも出来なくて
おまけに先生の説明を私に伝えるという点でも非常に不安なので(本人もそう言ってる)仕方なく二人いっしょ。


「診察いやだ。ニコに触らないで。」

先生を待っている間、ニヤと正反対で椅子の下に隠れてしまいました。
この後、オットがちょっと診察室を出て行ったのですが、2~3分で戻ってきた時に「感動の再会!」ですぐに出てきましたよ(笑

注射針で組織を採って検査に出してもらいます。先生は「この感じだときっと単なる脂肪だと思うけど、念のために。」とのことでした。

診察室のカウンターの上に飾ってあった、金属製の犬の置物。

先生がちょっとぶつかって耳の部分が揺れてガラガラ音がしたら、ニコは飛び上がらんばかりにビックリしてました。

そして最後にお尻絞り。保定はオットの役目。
体を抱きかかえて、ニコの耳元で歌を唄うのがお約束なんですが(恥ずかしい)
今日は「ムーンリバー」を歌い上げていました。

家に帰ったら、ひとりでお留守番だったニヤが飛びついてきました。
今日の夜は私の服の中に潜り込もうとしたり、甘えん坊モード全開。ごめんよぉ悪かったねえ。



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小さく見える?

2014-11-20 23:58:14 | ニコとニヤの日常
今日も昨日の写真の残りから。

昨日コメント欄でミーさんから「思ったより大きくない」とコメントを頂きました。
これね、よく言われるんですよ。先にブログで見ていて、後で実際に会った方はほとんどそうおっしゃいます。


「それはあたしのスタイルがいいからね。私は小さくて愛らしい小型犬よ。」

君の場合は私が「デカいデカい」って言い続けてるせいかもよ。実際ミニピンとしてはデカいんだけどさ。
あとはね~、君の態度のデカさのせいもあるかも。


「ニコも小さい犬だよ~。ほら~。」

ニコもニヤも上から見下ろして撮ったから、小さく見えるかしら?(笑
ニコは体重13kgくらい。ビーグルよりも少し背が高くて大きい感じです。
ニヤは体重6kg強。小さめのジャックラッセルテリアくらいかな。


おまけはニコのブサ顔。

「ブサでもなんでもいいからおやつくださいっ!」

目ぇ細めてないのにブサって珍しいよね。
目も鼻も耳も力一杯開いてるねえ、ニコ。


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カバーガールズ

2014-11-19 23:36:42 | 飼い主の日常


「スーパーモデルのあたし、今日は雑誌の表紙の撮影だったの。」

雑誌の表紙の撮影って、そんなたいしたもんじゃないってーの(笑

今日はオットの仕事の都合で、急遽、地元のタウン誌の表紙のモデル家族をピンチヒッターで引き受けることになり、てんやわんやしておりました。
昨日の夜に「もしかしたら明日、家族写真のモデルのピンチヒッターにならないといけないかも。」と言われ「えーっ!」と思っていたら、今朝「今日2時に、場所は⚪︎⚪︎で撮影。」と言われまして。
しかも撮影場所に指定されたところがカメラマンの都合で、うちから車で1時間くらいのところで。

朝から別の仕事に出かけて、出発時間になってもなかなか戻ってこないオットにヤキモキしつつ、ニコニヤにシートベルト用のハーネスを着けたら「おでかけ?おでかけ!?」と興奮してはしゃぎ始めるし、なんだかもうワチャワチャで出かけましたよ(笑

撮影場所の公園に着いたら、さっそく2匹で探検。

「知らないところだからスンスンしないとね。」「お約束よね。」


これはカメラマンさんが、うちのカメラで撮ってくださった写真。

ニコもニヤも横向いてるし。



ニコがいいお顔で笑ったと思ったら、ニヤがこれだ。やっぱりかみ合わない(笑



やっとこさ、2匹でキメ顔作ってくれました。


立って撮影した写真では「2匹をお座りさせてもらえますか~」と言われてsitのコマンドを出したら
2匹ともカメラに背中を向けて私とオットの方を見て得意げにお座りして笑わせてくれました。

タウン誌は1月の発行分。でも今年の我が家のクリスマスカードは出来上がってくるであろう今日の写真で決定。
突然のことでビックリしたり、ちょっと疲れたけど、ちゃんとした家族写真が出来てよかったよかった。


「自動車いっぱい乗って、知らないところにおでかけ楽しかった~。」

そうだね、またみんなでお出かけしようね。


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