富山きのこクラブ

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帰省①

2008年08月10日 | 日記・エッセイ・コラム

8月9日

休暇を取って9連休の始まり。今年の夏期休暇は車で北海道の実家へ帰省。
何時もの通り、出発は9:30。寄り道しながら行くので12時間で青森に到着する予定。

桃を仕入れて(磐梯山SA)、前沢牛と米沢牛の串焼きを頂いて、盛岡冷麺を仕入れて(紫波SA)、暮れなずむ岩手山。飛行機雲がかかり大気は不安定な様子。
Dscn0355 青森の手前で雨が降り出した。

予定通り、21:30青森のフェリー埠頭に到着。
青森発1:30⇒函館着4:00
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今年就航した双胴の高速フェリー「ナッチャンRera」は青森⇒函館を2時間で行くことができる。しかし、深夜便は安全の為に2時間半かけるそうだ。

AM5:00 函館の朝市に到着。初めて訪れるどんぶり横丁を冷やかしてリッチな海鮮丼を頂く目的。
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「今のお勧めは何ですか?」の問いに、「イカが美味しい」というのでホタテ・ウニ・イカの三色丼を注文。確かにイカは透き通っていて非常に美味しかった。「イカのぶっかけ丼」なるメニューもあり、こちらの方が美味しいかもしれない。
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結局、マイカ1ケース(20パイ入り2000円)、夕張メロン等を仕入れて…11:00室蘭着。高速道路が八雲まで通っていて意外と早く辿り着いた。ETCの通勤割引も利用できた。

昼からお墓参りをして…やはり、この旅程はとても疲れた。


町内青壮年会納涼祭

2008年08月02日 | 日記・エッセイ・コラム

定点観察会の夕方、町内の青壮年会と児童クラブが主催のバーベキュー大会が行なわれた。
もともと、会員の親交を深めるための催しである。昨年は猛暑の中、昼から始めて散々な目に遭ったので、今年は夕刻からスタートとした。

なにを思ったか「今年は町内の納涼祭も兼ねよう」という事で、1世帯500円の前売り券を発売したら、50枚も捌けてしまって…約150人ほども集まってしまった。バーベキューコンロの前には列ができてしまうし‥会員が楽しむ余裕は微塵もなかった。
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何を思ったか「今年は流しソーメンをやろう!」という事になって…経験者はゼロ…先週、リハーサルをやった。ゼリーも混ぜて流したせいか、子供たちには大人気で、へばり付いて離れようとしない。結局、品切れになってしまい、近くのスーパーに買いに走った。
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最後にみんなで危ない花火をあげて、なんとなくお開きとなった。
最後に公民館で反省会となったが、皆さんグロッキィ。でも、なかなか達成感もあり充実した納涼祭となった。多分、来年はもっとヒートアップするんだろう。
皆さん、お疲れ様。


第5回 定点観測会

2008年08月02日 | きのこ

中央植物園/友の会/きのこ部会の8月度の定点観察会が行われました。朝から猛暑ながらも若干風があり、何とか凌げる中、9名の参加が有りました。

今日は、日本冬虫夏草の会の重鎮!T尾さんが参加されました。先月観察されたマイヅルナガエムシタケを精査されるためです。

Dscn0329 発生場所に竹串を指して確認して行きます。
Dscn0328 老眼鏡で観察するポーズをとる部員「もういいかい?」

マイヅルナガエムシタケ
Dscn0332 今までの発見場所では、現在、発生が確認されていないそうです。ここは、冬虫夏草屋さんにとっては「宝箱」だそうです。

「プロが‥チンした灰色ムシタケ」
Dscn0342 先端が灰色の種も同じ場所で確認されました。同じホストから異なる種が発生するケースも有るそうです。地下の部分は糸の様に細い菌子束が幾本にも枝分かれをしており、さすがのT尾さんも‥チン!「皆さんに注目されて、緊張しました」と負け惜しみ。結局ホストは不明でした…日本冬虫夏草の会の名誉にかけて、報告がある事でしょう。このスペース(シロという?)は今後、T尾さんの管理下に置かれる事となりました。

カビの生えた半割れの種(たね)
Dscn0347 紛らわしいものがたくさん、地上に突起していました。「レアものですか?」(橋屋) 「これはたねですね」(T尾)

‥‥?
Dscn0348 どうやらマイヅルナガエムシタケの二次寄生?らしい。

Dscn0335結局、マイヅルナガエムシタケが33固体、「プロが‥チンした灰色ムシタケ」が5固体観察されました。私としては灰色ムシタケのホストは何なのか?非常に気になるところです。

コフキサルノコシカケ
Dscn0325 茶色くなっているのは胞子が舞い上がって、降りかかったためだそうです。

アケボノオシロイタケ
Dscn0345 珍しい硬質菌とのことです。当面、採取はお控えください‥とのことです。

Dscn0334 冬虫夏草を堀るための道具には、歯医者さんが使う(恐ろしい)道具を使うそうです…赤いリボンは見失わないための目印だそうです。

結局、60数種のサンプルが採取されましたが、ベニタケの仲間が多かったように思います。

_/_/_/_/_/ 伊藤 春雄_/_/_/_/_/