songbookの自己回顧録

「教えて!goo」で見つめてきた自分自身と、そこで伝えられなかったことを中心につづってきましたが、最近は自由なブログです

AKBG…終わりの美学がなさそうで、極めて残念です…

2017-07-16 23:32:13 | 音楽
だいぶ以前に、「終わりの美学」のことを書きました。

世の中、きれいごとだけではない。理想論ばかり述べていても子供っぽいだけだと言われるのがオチです。
それでも、AKBGには、少しぐらい、美しく終わらせる方程式を展開してほしかった

例えば、宝塚のバランス経営みたいに。
例えば、ジャニーズ事務所の方程式みたいに。

でも、現在のAKBGを見るにつけ、そのような予兆は全く見られず、今や泥舟は大海に沈もうとしているかのようです。

私がずっと応援してきた一人、みかちぃ佐伯美香さん。
ついにAKS広報にまで出世したと思ったら、例の大失敗総選挙の担当。
今月初旬まで、病休していらしたそうです。運営の一端として責任があるとはいえ、なぜ彼女が追い込まれなければならないのか??違うでしょ??

以前の記事で、須藤さんのことを書きました。
私は別に今更、彼女のことをどうこう言うつもりはないのですが、前回書いた記事の通りです。メンバー同士でも危機感を持ち、運営を含めての意見の出し合いと、共通理解の上での方針決定がない限り、内部でのもやもやが消えることはありません。「みんなで、腹をくくる」覚悟をもつ「場」が作られなければならなかったのです。誰が何と言おうと、これは、絶対です。
でも、おそらく中途半端だったんじゃないかな…と思われる昨今。

責任者の不在!

それがこのグループの大きな欠陥です。


ネットや掲示板を見て、とみに最近感じることは、「このグループには、厄介なオタだけが残ってしまったのだな」ということ。
露骨に書かせていただければ、「気持ちの悪い処女至上主義」
やたら目に付く「安心安全の〇〇ちゃん」「男がいたからこいつはグループの敵、早くやめろ」「裏アカウント流出」何年たってもしつこい「スキャンダルスルーは許さない」

こういうのを、嫌悪感というのです。きもちわるい。

こんなことばかり追い求めて、選挙や握手で途方もない金を出す、キャバクラ依存症のような人たちばかりが残ってしまった…
もともと、そういう人たちが資金面で支えていたことを否定するわけではありませんが、残念でなりません。


私は、同じ秋元さんがプロデュースにかかわった、「おニャン子」が虫唾が走るほど嫌いでした。
人を小ばかにしたようなスタンスを持った者の勝ち、みたいなふざけた雰囲気、そして何よりも音楽がつまらなかった。「アイドルっぽい曲にすれば売れるだろう」という安い楽曲、下手な歌
一生懸命は否定される風潮作り、すべてが嫌でした。

AKBも初期は、そうなりそうな雰囲気が感じられて、決して受け入れる気にはなれませんでした。
しかし、このグループは、決しておニャン子みたいな、人を小ばかにしたような方向性は持ちませんでした。
だんだん、「大真面目さ」が前面に出てきます。そして何より、音楽が優れていた。
音楽性は、このグループの命綱だと思ってます。「安心安全」なんて、下衆なものではありません。


全盛期は、CMの数もすごく出ていましたね。今見ても、よいものばかりです。



そして現在。



アイドルの寿命は、通常5年程度が限界です。そう考えれば、AKBGがこんなにも長く続いたことは、世界的にも奇跡だとは思います。
よくやったとは思います。いい曲にもたくさん出合わせてもらいましたし、今でも魅力的な子は本当にたくさんいます。

しかし

須藤さんを評した竹田さんの言葉を借りるわけではありませんが、まさに今のAKBGは、「てるみくらぶ」状態。
不良債権ばらまいてでも拡大路線をやめることができず、
この泥舟が沈んだ時の処理の途方もなさは、不謹慎ながら、福島原発後の東電状態しか、私には想像することができません。

こんなにもかわいい、才能ある子たちをいっぱい抱えたままで。
いろんな業界を巻き込んだ荒野状態が想像されます。恐ろしいことです。
今後のビジョンが全く見えません。それでもまだ新しい娘たちを大量に雇用していくつもりなのでしょうか?
こんなにも多くの娘たちに芸能の市場を用意できるはずなどありません。大人たちを含め、この娘たちの将来について、真剣に、火急に考えなければならないところに来ています。


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