Soopllofeiv の日常

管理人soop視点の奇妙な現状

The return of werdna

2019-11-06 17:30:31 | Weblog
自分が招いた事といえ
僕は行き詰ってしまった
この儘では資格もなく学歴もダメ
低いカーストの人生を送ることになって仕舞う

家の庭には柿の木が植えてあり、実はなるのだが食べれる種類ではなく
自宅に実のなる木を植えることは縁起が悪いのだ

家は丘の頂上にあり周りの畑は自分のモノ
丘を降りると平地がひろがっていてその先には細い曲がりくねった道路が
うねる山地がありその入り口付近にある理容室で
顔に熱いタオルをかぶせてもらう・・
そのTVには教団の信者になった子供を取り返そうとする家族が映っていた

僕は学校に再び通うことを決めていた
また受験勉強をすることにシタ
目標が出来た僕は迷うことをしなくなった
そして今までの僕を変えたいと必死で思うようになる

僕はTシャツとケミカルウォッシュで
丘にのぼり広い道路を横切り貯水池の金網を横目に
兎に角走った何遍も立ち止まりながら
自分が満足するまで

街にも徒歩で出かけた
街は遠いところにあったが気にはしなかった
思い出せないが何故か僕はお金を持っていた

何故かはわからないがこの時分から
街にはエロ漫画月刊誌・アダルトPCGAME・OVAが
まるでカンブリア紀大爆発の様な勢いで
街にあふれだした

街では、ドクダミ茶・牛黄いり精力剤・サントリー角瓶を購入
勿論件の雑誌も2冊購入するのがお約束だった
何故ドクダミと牛黄なのか自分でもわからなかったが
自分を変化させるサプリの様な想像をしていたようだ
でも実際飲むとあまり効果は感じられづ
ただ体臭が臭くなるだけだった

僕は下手だが描くのが好きだったので
トレース紙と
天野 喜孝の挿絵入りニーベルングの指環数冊
アメコミ版AKIRA
じゃりン子チエを購入

受験勉強の合間にこれらをトレースしていた
このことは数年後役立つことになる・・

PCはPC9801UV
動かしていたのはディガンの魔石とファーストクイーンにティルナノーグ2
意外にも魔石はシナリオが短かった

兎も角走ることはやめなかった
でも筋肉はつかなかった

角瓶は沢山は飲まなかったが入浴前に必ず飲んでいた
テレビではサムライトルーパー・ミスター味っ子を見ながら
いつかダンバインを初めから終わりまで見てみたいと考えていた


教団の内部が露呈するころ
そして宮崎勤の事件の影響が有害図書に出るころ
僕は家を離れた・・

学校に向かう歩道橋から古い校舎がみえた
僕は後ろめたさと恥ずかしさを感じながら
試験に挑んだ
数日後学校に張り出された番号をみて
僕は安堵した
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三浦 美紀

2019-11-06 17:29:28 | Weblog

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