Soopllofeiv の日常

管理人soop視点の奇妙な現状

ソロモン

2019-11-12 18:29:59 | Weblog
話は遥か昔紀元前1000年ごろ
彼は空から降りてきた者から
祝福の言葉と金属の指輪をうけとった・・

彼は大きな広間に入ると
巨大な魔法陣を書く
円の中にはダビデの星の図形
そしてテトラデグラマトンと同意の言葉が記され
魔法陣の外周には蛇の図案が円の周りを取り囲んだ

そして魔法陣に向かい合う形で
白いチョークで直角二等辺三角形
と描いた

そばには台が置いてあり
そこには麻薬成分を含む毒草の香がたかれ
山羊の頭・牛の肝臓・ヒイラギの枝
それにケースに入って置かれた
材質の異なる多数の剣
くの字型・波打つ形・かぎ状等の短剣や長剣

彼は古代ギリシャの図書館に収められていた
ヘルメスの図鑑の写本の一部をもっていた
そこには古代の悪霊を呼び出す方法と
使役させる手段が記されていた

彼は魔法陣の中心に立つ
魔法陣は悪魔から身を守る役割を果たすからだ
そして彼は悪魔たちを召喚した

召喚された悪魔は彼に抗うが
悪魔が苦しむ言葉と
自らの姿を晒す鏡
そして複数の剣で彼らを
脅し、痛めつけ、脅迫した

そして悪魔たちを屈服させ
彼に使役するように契約させた

彼が使役した悪魔たちは
大小含め72柱
地獄の侯爵からちいさな悪鬼まで

彼は使役した悪魔たちに命令し
彼の王国に巨大な神殿を建てさせた

その後 彼の王国は世界で一番繫栄した

そして彼は自らの死期が近づいた時
円筒形で銀製の容器に悪魔たちを閉じ込め
森の深くにある秘密の沼に沈めた
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