7月9日、 ホームグランドのSCSCにて元日本代表の松尾さん、箕内さんによるラグビー教室が開催されました。
お二人によるラグビー教室はこれまで、タイ、インドネシア、マレーシアでも開催されており、今回初めて上海での開催となりました。
前日は上海の浦東、虹橋それぞれの日本人小学校の生徒向けに開催され、本日は体験で来てくれたキッズ向け、シーホースのキッズ向けの教室、双龍シニアチーム向けのコーチングの3部構成にて行われました。
まずは、キッズ向けのラグビー教室の様子からお届け致します。
子供たちに語っている日焼けした太い腕の方が、松尾勝博さん。日本代表キャップ23、第1回から第3回のラグビーW杯に出場されたレジェンドですね。
キックを教える松尾さん。日本代表でもプレースキッカーを務めたキックの名手でもあります。
続いて、ラインアウトの体験で、子供を後ろからリフトしているのが箕内卓郎さん。日本代表キャップ48、2003年、2007年のラグビーW杯の日本代表主将です。とにかく体が大きい。
シニアメンバーは、各持ち場でラグビー教室のサポートを務めました。
キッズ達には非常に貴重な経験になったと思います。今日のラグビー教室を体験したキッズ達から、未来の日本代表やスーパーラグビー日本チーム『サンウルブズ』のメンバーになる選手がぜひ出てきてほしいですね。
今回お二人にはシニアの練習も見て頂きました。
まずはお馴染み3対2のシチュエーション練習から。早速、箕内さんから最初のアドバイス。ランナーがスペースを潰さないように真っすぐ走る意識を持つこと。
つづいてはヒット&ダウンボールの練習。ここでも実演してくれた箕内さん。ヒットの後、前進するドライブの重要性とダウンボールする時は、トライするぐらいのつもりで体を沈めること。体格差のある外国人チームとの試合では、この接点の部分は特に重要かなと思います。
次はタックル基礎練習。松尾さんから頂いたアドバイスは体を当てる際の踏み込む脚の一歩目への意識、『パワーフット』でした。確かに脚を踏み込む一歩目を少し意識するだけで、いい感じで相手にパワーが伝わります。
最後は松尾さんにも参加して頂いて、全員でタッチフット。
最後はお二人といつもラグビー教室をともにされている宮本さん、小澤さんも含めて記念撮影となりました。
今日教えて頂いた内容を少し試合で実践するだけでも、外国人チームとの戦い方もだいぶ変わってくるのではと個人的には思いました。松尾さん、箕内さん本当にありがとうございました。
小職の代わりに写真を撮って頂いたキッズ・タッチメンバーの内山さんに感謝申し上げます。
夜の懇親会の様子は別途お伝えいたします。(宗盛)