上海双龍ラグビー倶楽部

上海にてラグビーを愛する者達の活動報告です。

(Vol.19) 小道具シリーズ【2】リストバンド

2007-09-28 00:42:22 | 小道具シリーズ
お久し振りに「小道具シリーズ」です。「シリーズ」と題するからには、
2回~3回~と続けないとね………。ネタは用意してるんですけど……。
小出しにしてます。

今回は「リストバンド」。

赤と紺を適当に使い分けています。この2つは日本で同じ時に買ったん
だけど、もう彼是2年位使い続けてるでしょうか? いつも右の手首に
しています。



リストバンドなんて、昔は使ってなかったですよね?筆者も使い出した
のは3年~4年位前で、写真のカンタベリー2つは「2代目」だと思い
ます。

夏場はこれのおかげで右手首にクッキリと日焼けの痕が出来ます。それ
を見た人の9割方は「ゴルフですか?」と言われるのですが、そこで、
「いえいえ、ラグビーですよ」………と、ラグビーの話題へ持って行く
のです。まぁ、ゴルフの時にもリストバンドは使ってるので、100%
ラグビーという訳ではないんですけどね。

今週の【オチ通】(472号)はこうなってます(↓)。

Michael.


*****************************************************************

毎度のお運び誠に有難うございます。

今週末は国慶節で上海を抜け出す人・出勤の人等々で人数は少ないかも知れませんが、
グランドは空いてますので時間の許す方は練習にお出で下さい。

では、今週の予定です。

9月29日(土)

14:30 - グランド集合練習開始
16:00 迄使用可

当日全体予定は下記の通りです。

10.30 - 12 Junior Rugby
12 - 14.30 Touch - both fields
14:30 - 16:00 Rugby - main field
14.00 - 16.00 Frisbee - far field
16.00 Aussie Rules

10月6日(土)はSRFCもお休みの予定です。
人数が集まる様であれば、開けて貰う様依頼しますので、参加・不参加の意思集合ネットに
登録願います。

集合ネットはこちら → http://www.syugo.net/team/?soryu

マイコー殿:
念の為今週末にグランドにてJames Kingに10月6日開けて貰えるか直接聞いて見てください。

では、お後が宜しい様で。

音田
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(Vol.18) 他競技交流シリーズ【2】上海国際六人制板球錦標賽

2007-09-25 19:13:52 | その他
先週の活動は金曜日の晩から………


●21日(金)、21時(頃)~@Big Bamboo;

 浴衣姿のクリケット娘達をお迎えして………。

 "キングコング♪"、初の対外公開。この時点では何が何だかよく解らん
 かったけど、とあるパーティ(?)の場所で双龍の精鋭(A)により、対外
 初公開を「そこそこ成功裏」に終える(B)。

 (A)…というか、この時間この場所に集まる事が出来た者という、ただ
   それだけの事。

 それにしてもこのパーティー、ちょっと怪しげでした。サンリオの許可
 とか取ってないでしょうねぇ。別に必要無いのかな?



それにしてもスズメちゃん、ウサギちゃんの耳は可愛かったけど、水着
 のエミちゃんに「こちらはグビラーの人達です」……はないぞ~。今度
 間違うたら、ナンボでも首絞めるぞっ!


●22日(土)・AM~、小雨、気温:25度位。

 Kidsラグビーのコーチお手伝い。会場には、50名は下らない程の
 沢山のお友達が集合。50%が中国人のご子息(学校の授業の一環?)、
 49%が西洋人のご子息、そして日本人のお友達は3名。



 筆者及び学生(2名)は、少し遅れて到着。師匠は既に到着して、持ち場
 でのコーチングを始めている。

 年齢レベルに分けられ、筆者は学生(2名)と一緒に小学校低学年クラス
 のコーチお手伝い。フィットネス~ハンドリング~タックルなど、ひと
 通りのプログラムをこなし、最後に10分×3本、タックル有りのミニ
 ゲームで約1時間半の練習を締めくくった。

 西洋人諸君は、最初から顔がマジなのや、関西でいうところの「チョカ」
 も混じって皆それなりにエンジョイしているみたい。日本人のボーイズ
 は、やはりここでもシャイなんだなぁ。ま、自分らも子供の頃はそうだ
 ったけど、何か最初は「何で俺がこんな事させられるのよ~」みたいに
 思ったもんだけど、それはそれで、段々と溶け込んで行くもんなんです
 よね。

 小学校低学年クラスという事で、未だ身体はグニャグニャとして、掴み
 どころが無い。タックルもフニャ、グシャ、ニャヨンって感じで、まぁ
 こんな小さい頃から足首に突き刺さる様なタックルをされても困るんだ
 けど、こういう時だからこそ、基礎からシッカリと身体に叩き込まねば
 ………という、責任感が沸いて来る。

 ちょっと遅れて軍曹が到着。ミニゲームのレフリーをしていた筆者に、
 ハイタックルはちょっと厳しい目に取る事、モールやラックが崩れたら
 直ぐに笛を吹く事とのアドバイス。危険防止が何よりも最優先。


●22日(土)・PM~、小雨、気温:25度位。

 場所をいつものSRFCに移し、クリケットの日本女子代表vs中国女子
 代表を観戦。我らがジャパンが「歴史的な」勝利を収めた。
  
 ⇒ http://www.cricket.or.jp/
 ⇒ http://www.shanghaicricketclub.org/

 クリケットにも色々な種類が有るらしくて、今回のはラグビーで言えば
 セブンス的な感じのショートゲームらしいです。それにしてもマジマジ
 とクリケットを観るのは初めて。関係者による解説のお蔭で、ルールも
 おぼろげ乍らに理解出来ました。

 選手の皆さんは、2名の学生さん以外は全て社会人。みんな年休を取得
 して、また手弁当での遠征参加らしいです。まぁ、これはクリケットに
 限らずとも、かなり「メジャー」の部類に入ってると思われる競技にも
 共通する事だと思うけれど、やっぱり「好きだから」色んな事を犠牲に
 してでも続けられるんですなぁ。

 どの選手も試合以外の時は気さくな感じで、可愛いし、面白いし、楽し
 そうだし、礼儀もキチンと正しいし「日本のクリケットに未来有り!」
 を見た思いです。

 試合を終えて記念撮影。どこからともなく「♪ウッホッウホウホッ」の
 歌声。クリケット娘達の中に居た「関西系?」が、突っ張りのポーズ。
 どうやら気に入ってくれた様子(B)。

 後で聞いた話ですが、過去に何度かの遠征経験も有れど、(少人数乍ら)
 今回の様に、遠征地に住む同胞による応援を受けたのは初めてらしく、
 大感激だったとの事。そう言ってもらえれば、こちらも応援のやり甲斐
 が有ったというもの。

 海外に居ると「君が代」斉唱ひとつを取っても、感慨深いもんなんです
 よね。

 さて、いつものピッチがクリケットの大会で使えなかったので、双龍と
 しての練習は、隅っこ(本当に隅っこ)で、パススキル~軽くランニング
 ~コンビネーションなど、約1時間の練習で終了。


●23日(日)、21時(頃)~@鼎泰豊(新天地店);
 
 クリケット日本女子代表の試合もこの日が最後。朝から雨中での試合に
 なった様です。ちょっとばかし、お天気に恵まれなかったのが残念な事
 でしたね。

 結局、予選プールを2勝1敗の2位で通過。ラグビーとかで言うところ
 の「プレート」決勝トーナメントの初戦で敗退してしまったとの事です。
 トータルでは4戦2勝2敗。中国代表とのテストマッチ以外は全て男性
 (クラブチーム)との試合という事で、大健闘でしょう。
 この日も応援に行って上げれば良かったなぁと、ちょっと後悔。

 夜、殆どの選手がヘトヘトの"バタムキュ~"だった中で、選手×4名、
 マネジャー氏、スポンサー様とのお食事会に、同席させて頂いた。

 ⇒姫君、お誘い頂きアリガトウ!。

 鼎泰豊の小龍包は如何でしたか? 紹興酒、意外と飲み易いでしょう?
 ニンニクの丸カジリはちょっと辛いよねぇ。

 夜、既に遅かったので、新天地もあまり堪能してもらえなかったけど、
 また今度、機会が有ればゆっくりとご案内しますよ。

 食事をしながら、日本でのクリケット(…だけでなく、スポーツ全般が
 抱える)環境、その問題点、悩み、スポンサーシップの事、しかし希望
 も有ったりと………短い時間だったけど、色々とお話が出来ました。

 今回の女子日本代表の活躍振りは、大会スポンサーを初め、関係者にも
 大好評だったらしく、早々に、来年の大会の参加要請も取り付けた模様。
 少なくとも筆者は来年のこの時期も未だ上海に居るつもり。1年を経て
 大きく成長したクリケット娘達に再会出来るのを、今から心待ちにして
 います。

 クリケットが、筆者にとって「ちょっと気になるスポーツ」の仲間入り
 を果たした、先週末でした。


 Michael.
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(Vol.17) 他競技交流シリーズ【1】女足球世界杯

2007-09-21 19:21:24 | その他
このブログでは初めて書く事ですが、またまた「女足球世界杯」をTV観戦
しました。今回は、中国vsNZ@天津。

以前に【オチネット】にボソッと書きましたが、それと合わせて普段(ラ)の
方に親しみ過ぎている者から見た、足球の感想………というか不思議。以下、
列記しますと………、

●FKの時、男子の場合は、並んで「立ち(連れ)ション」スタイルになる事
 が多いですが、女子の場合はあまり「防御」をしないですね。せいぜい、
 両隣の選手どうしで腕を組む位で、やはりあの辺りに関しては男子の方が
 恐怖度が高いんでしょうか?
●女子の試合って審判も(TJも)競技役員(?)も、みんな女性なんですね?
●反則とか、ボールが外に出た時に、どちらボールでリスタートするか…の、
 審判(TJ)の手を挙げる方向。ラグビーの場合はマイボールとなるチーム
 の方向ですが、サッカーの場合はマイボールとなるチームが「攻める方向」
 となる様です。これはかなり違和感が有ります。
●サッカーでいうところのタックル(?)で、どういうのが反則で?どこまで
 やったらイエローカードなのか?どこまでならセーフなのか?………その
 基準がどうもよく解りません。こんなのも駄目なの?というのが多々。
●同じく、ボテボテとコケ過ぎ。実際、足だけしか使えないサッカーって、
 意外と上半身とか不安定なのかも知れないけど、明らかに「わざとやろ?」
 というのは興醒め。
●前半なら40分を、後半なら80分を超えてからの時間は、ついついロス
 タイム長いなぁ………と思ってします。
●Emirates(エミレーツ航空)の中文名は「聯酋航空」だった。
●ラグビーは黒服軍団のNZも、サッカー(女子だけ?)は可愛いデザインの
 白服少女隊だった。でも「胸にシダ」のマークは健在だった。
●満員のスタンドで花火やってたけど(煙でTV画面が霞む程)、消防法には
 引っ掛からないのか? 入場時に手荷物検査とかはしていないのか?

………こんなところでしょうか。

さて、件の試合の方は、フィジカル的に勝る中国が、前半は9割方を敵陣へ
攻め込み乍ら決定力に欠け0対0で折り返し。後半は両チーム、攻守がめま
ぐるしく交代する中で、1本目はロングのFKを頭で合わせ、2本目は華麗
なパス&ドリブルからシュートを決め………で、2対0で中国の勝ち。

で、実はこんな事を書きたかったのではなくて、本当に書きたかったのは…、

「オリョ? 中国国家隊、結構別嬪さん揃いでないの?」

………という事でした。

ザッと、気になったところでは………、

★背番号⑨番:韓端さん
 ⇒今回発見した「イチオシ」。FWで、宿命のゴールゲッターだと思う。
  でも、決定的なチャンスで悉くゴールを外し、アナウンサーからはボロ
  カスに近い形で罵られていた。このアナウンサー、時折興奮し、ボール
  ペンを机に叩き乍ら嘆いたりしていた。
★背番号④番:王坤さん
 ⇒別に「好みのタイプ」ではないけど、顔と髪型の感じが、前に住んでた
  家の房東に似ていたので「気になった」だけ。
★背番号⑳番:張彤さん
 ⇒途中出場だった人。交代の場面しか顔は見れなかったので、本当に第一
  印象だけ。
★背番号①番:張妖茹さん
 ⇒たぶんこの方で合ってると思うけど、GKの人。実物は相当大っきそう。
★番外:後半にバックスタンド(向正面)側でTJをやってた人。
 ⇒ブロンドにパーマの掛かったショートヘアがカッコ好かった!

……という訳で、中には青浦か嘉定辺りの農民(?)みたいなお顔立ちの選手
も居ましたが(←その内の1人がゴールを決めた!)、女足球中国国家隊恐る
べし! 次回、上海で試合が有る時は、是非とも応援に行きたいと思った、
20日(木)の夜でした。

今週の【オチ通】(471号)はこうなってます(↓)。


Michael.



*********************************************************************



おちん! 代打です。


色々とメールが飛び交ってますが、ここでは22日(土)の件を中心にお知らせします。


◆9月22日(土);

★今週は、クリケットの大会が有る為(←ハローキティのパーティにリンク)、金橋の
 いつものグラウンドが使えません。

 ⇒ラグビーの会場は、いつものグラウンドに程近い、Concordia という
  国際学校のグラウンドとなります。これまでに何度か使用した事の有る場所です。

  詳しい場所は、こちらの地図をご覧下さい:http://www.ciss.com.cn/map.htm
  【注】和平学校(小さい目のトラックに黒粒の人工芝の学校)とは違います!

 
 ●10時30分~12時00分:Kids Rugby

  ⇒コーチのお手伝いをお願いします。

 
 ●午後:

  ⇒特に予定無しです。SFRCではこの日、Kids Rugby 以外に特に何
   の予定もしていないとの事。よって、いつものグラウンドは勿論、この学校の
   グラウンドも午後は使えません。そこで午後は………、

   ①午後も継続使用出来る様、現場で学校側と交渉し、午後は双龍として練習。
   ②和平学校など近辺の学校と交渉し、午後は双龍として練習。
   ③クリケット(女子日本代表)の応援。
   ④金橋⇒虹橋で「ロング」を挙行。
   ⑤中'S House で、ブートキャンプ。
   ⑥その他

   ★その後、13時~15時「和平学校」が使える事となり、そこで練習をする。
    つまり「②」になりました。

   ………と、なります。

   ………と、いう事で、スパイクの他に、念の為、アップシューズなどもご用意
   下さい。

   ………と、いう事で、午後がどうなるか判らないので、この日の「公式集合」
   は以下の通りとします。

   ・09時45分:古北ローソン前集合~出発
   ・10時20分:Concordia 到着
   ・10時30分:Kids の練習開始
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(Vol.16) 「我愛北京!」をもう1度

2007-09-18 18:47:08 | 試合結果・練習内容
いよいよ「滬京対抗戦@北京」。試合の事を中心に思い付くまま、ダラダラ
と書きます。


●北京朝陽体育場、晴、気温;25℃位(?)、意外と湿度は高い(?)。

 14時過ぎ、北京原人、そして上海双龍の面々がバラバラと集まる。上海
 からは、当日の朝~昼に北京入りした者が殆どである。この日、ピッチ場
 では北京デビルズやブラザーズ、語言大学などのチームも、各々の試合が
 予定されていた様で、14時過ぎの時点ではデビルズとブラザーズが迫力
 有る肉弾戦を繰り広げていた。

 K/O.を1時間後に控え、原人、双龍の両チームとも、練習グラウンドへ。
 それぞれグリッドで身体を温めたり、コンビを合わせたり。レフリー担当
 の筆者も、両チームから付かず離れずでウォームアップを始める。程良い
 緊張が全身を覆う。

 原人のマネジャーさんが「前の試合が早く終わりました~」と駆け付けた
 のを受け、両チームのCAP、監督が集まり、簡単なブリーフィング。

 *K/O.を15分切り上げ、15時45分とする。
 *コイントス。原人(白)、双龍(黄色)として結果は黄色。双龍ボールでの
  K/O.。原人は陸上競技場を背中にする陣地を選択。
 *レフリーからのコメント;
  ・試合時間(30分×前後半)と、水休憩の有無の確認。
   ⇒水休憩は取り敢えず「無し」で。後半は「看情況」で。
  ・4段階でのスクラムの再確認。
  ・PK、FK時の10m後退の徹底と、ノット10mによるクィック・
   リスタートは原則1回までとする。
  ・フェアプレー精神の徹底。ラフプレー、危険なプレーには、情況次第
   でカード提出も有り。
  ………そして「一生懸命吹きますので、1時間、皆でラグビーを楽しみ
  ましょう!」
 *原人CAPからは「実は未だ15人制に慣れていないのや、初めてのも
  居るのでスクラムは『危険』と感じたらレフリー判断でノンコンテスト
  の処置を」とのお願い。
  
 TJは大将と親分にお願いした。

 双龍、予定時刻に5分近くを残して「スクゥィ~~~ズッ!」をやってる。
 アップもそうだったけど「仕上げ」早過ぎ。「バテへんけ?」とは、大将
 のコメント。


●2007年9月15日(土)、15時45分、歴史は動いた。

 いよいよK/O.。第2回~第3回~~~とと続けば……ではあるが、記念
 すべき「滬京(京滬?)定期戦」の第1回が、犬ぢろうのK/O.でスタート。

 試合内容の詳細は割愛、アシカラズ。

 双龍、前半は殆ど(9割以上だと思う)を、原人陣内に攻め込み、終始優位
 な戦いを進める。スクラムもほぼ9割方、双龍が押している模様。

 一方原人もファーストタックルが冴え、双龍に一次攻撃でのゲインを許さ
 ない。これは後半に掛けてもそうだったが、今回のピッチは縦方向の距離
 が比較的短く、その為一次攻撃でゲインを許せばそのまま走り切(ら)れる
 確立が高かったはずだ。結果は後述するが、原人のファーストタックルが
 きっちりとヒットしていた為、点数程「試合が壊れた」という印象が無く
 (むしろ非常に締まった印象)、言い換えれば、ファーストタックルが甘け
 れば、もっと点数を開けられていた様に思う。K/O.早々からの、原人の
 捨て身のタックルは、傍で見ていても感動するものが有った。

 ⇒報徳②号は、自分のナイスタックルに自分で「イっちゃって」たけど、
  ああいうのはイイねぇ。レフリーとしては「諌めがい」の有るシーン。
  口に人差し指を当て目で合図すると、般若の形相だった若武者が一瞬で
  ニタッとなり(いやはやスンマセン)みたいな感じに。報徳②号はしかし
  60分間終始切れる事無く、チームを、そして自分を鼓舞していた。

 そんなこんなで、総長の技有りトライなども出て、双龍、前半を7T2C
 の39対0で折り返す。

 ハーフタイム。両チームのCAPに確認の上………、

 ・スクラムは引き続きコンテストする。
 ・15分時点で水休憩を入れる。

 ………事とする。前半に1本、スクラムでのコラプシング(双龍の球出し
 が早く、アドバンテージのまま流された)が有ったけど、大丈夫か?


●そして後半。

 双龍の動きが少し鈍い。双龍もまた15人制のゲームは久し振りだ。前半
 は30分間を休憩無しで戦っている。

 スクラムで双龍が押され出して来た。原人の1番に「重そう(←いや実際
 に重いはず)」な選手が入って来た。キッチリと修正して来たのだ。

 原人のタックルの精度は衰えない。それはつまり双龍がゲインを切れない
 事を意味する。スピードが止まる~追い付かれる~フォローが無い~パス
 が出来ない~絡まれる~良い球が出ない………の悪循環。

 結果として後半は6T(5C)=40点を奪うも、前半程、敵陣での時間は
 長くない。5Cを決めたトーカイ大学君。何れも正面からとは言え、落ち
 着いたものであった。

 この日の2日程前、両チームの監督同士で「ラグビーの醍醐味って75分
 から…」みたいな話がなされた様だ。今回は諸事情により30分ハーフと
 なったが、それでも「ラスト5分」には行き詰る攻防が繰り広げられた。

 「演出」した訳ではない。そんなの、出来っこないよ。

 しかし、原人が攻める。双龍が守る。双龍が反則する、後退する。原人が
 また前進する。双龍、自陣ゴールラインに釘付けとなる。原人、これでも
 かとサイドを突く。双龍もだけど、原人もまた、こんな練習ばかりをこの
 ひと夏、やり続けて来たのだという。何度目かのモールから原人がサイド
 を突き、後半の、そして全試合を通じて2本目のトライをもぎ取る。

 ⇒この時のレフリーの立ち位置、大いに反省。完全に後ろからのジャッジ
  だった。22mを入ってからは極力インゴール側に立ってトライを迎え
  なければ………。結果、トライと判定した原人の背中から判定となり、
  ボールの状態は実は全くの死界であった。コータローが「地面との間に
  手ぇ入れてました!」とアピールして来たけど……。コータローもまた
  集中力を切る事無く、最後の最後まで戦っていた。必死に防御していた。
  「点差も開いてるし、まぁ勘弁したってや~」と言ったけど、すまない
  思いだ。

  そんなこんなで今回も目に見えるもの、見えないものと、色々ミスジャ
  ッジは有りました。




●公約に従って。

 かくして、手元の時計で後半32分45秒、フルタイム(ノーサイド!)の
 コール。最終スコアは、双龍(79)-原人(10)。

 公約により、報徳②号がこの様な憂き目に………(↓)。もっとも、意外と
 似合っており、本人もまんざらではない模様(↓)。

 http://blog.livedoor.jp/beijinggenjin/

 だった


●表彰された人。

 審判部の協議による「マン・オブ・ザ・マッチ」は、双龍からアリクイ君
 (CTB)、敢闘賞は原人から報徳②号(SH)、次点は軍曹(HO)。

 両チームとも、フェアプレー精神の意識は極めて高く、また大きなケガ人
 も出ずに、それが何より。だから、ホスト側;原人、ゲスト側;双龍の、
 マネジャーさん、裏方さんも含めた、みんながMVP。


●お疲れ様です。

 国内外への遠征は数有れど、今回ほど充実した遠征は何回振りの事だろう。
 8月の末に北京へお邪魔した時もそうだったけど「我愛北京!」である。


★優勝カップは大吉②に展示されていますよ。


Michael.

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(Vol.15) ホロ苦の………

2007-09-14 20:06:15 | 試合結果・練習内容
1週間以上も更新をサボってしまった………。

ちょっと時期を外してしまったけど、先週土(土・日)の、上海7's(*)の様子を
書きます。

先ず、双龍の事から。

●第1日目;

 ①1試合目【vs毛蟹(白)】(午前);
 ②2試合目【vs北京農大】(昼一);

 ………以上の2試合は負け(試合経過;略、得点;不明)。

 ③3試合目【vs東北大学】(午後);

 ………15対14(…だったと思う)で、双龍の勝ち(試合経過;略)。

 ………という事で、プールDの3位で第1日目を終了。Bowlのトーナメントへ。

●第2日目;

 ①1試合目【vs成都白黒】(午前);

 ………21対20で、双龍の勝ち(試合経過;略)。

 ②2試合目【vs上海体育学院】(午後);

 ………負け(試合経過;略、得点;不明)。

 ………という事で、Bowlの2位で、日程を終えました。

次に、自分の事。

今回「チーム・レフリー」は、香港から6名、台湾から1名、それに地元上海が
4名の合計11名。この内「ピッチ要員」を「3名×3チーム」に分け、担当を
分担した。

筆者は「チーム②」。

第1日目の第1試合から、TJ~2試合休んでTJ~2試合休んでRF~2試合
休んでTJ……のパターンで、この日は3試合のRFを担当。7's(7分ハーフ)
なんで、ポンポンと進んで行く感じ。

●1試合目(北京兄弟vsギネス毛蟹);

 初っ端から、けが人が出てしまった。腰の骨をやられたみたい。担架で退場。
 大事には至っていない模様だが、約5分の中断。先が思いやられる。
 ⇒試合後、レフリー指導員より「スクラムでボールが入った後の視線の方向」
  に付いてアドバイスを受ける。DF側SHの動きだけに集中し過ぎ。同時に
  DF側ラインのオフサイドケアーをする様に………との事。
 ⇒別のレフリーから「笛の音、イイね」と誉められた(嬉)。

●2試合目(東北大学vsあれ?どこやったっけ?);

 東北大学、ピッチに入る際にはハーフウェイライン上を1列で(高校ラグビー
 みたい)。そして、既に真ん中に立っている筆者とハイタッチしてポジション
 へ。ちょっと爽やかな光景でした。試合の中身は全然覚えていない。やっぱり
 ブログは直ぐに更新せんとアカンねぇ。
 ⇒指導員からのアドバイスは覚えてます。ポイント、ポイントへ、真っ直ぐに
  移動する事。ダラ~ッと、ナメる様に走っとったらアキマヘンッ!という事
  でした。

●3試合目(ギネス毛蟹vs南京体育学院);

 後半の半ばまではスムーズな試合運び。ただ、事前に「チーム・レフリー」の
 中で………

 ・スクラムでのバインド
 ・密集でのラフプレイ

 ………に付いて「要注意!」と目されていた選手=南京側のPR。その時点で
 上記の何れに付いても問題は無かったが、或るスクラムに於いては、少し突っ
 掛け気味だったので「Early Engage!」で毛蟹側にFK。一旦そこでプレイが
 止まるはずがこのPR野郎、どういう訳かトイメンと小競り合いを始めよった。
 それをキッカケに両軍入り乱れての乱闘となり一時中断。こうなってしまうと
 暫くは傍観するしかない。あれ、プロ野球なんかでもそうだけど「止めろッ!」
 と止めに入ってるのが煽ってしまう事が有るからね。ああいう時は、もう気の
 済むまでどつき合いさせた方がイイ。周りが白けて見てるだけだと、当の本人
 のアドレナリン値も下がり、事態は収拾されるはず。

 ………で、ひと通りが済んだところでTJよりアピール。

 「ま~~ったく関係の無いWTBのアイツな、倒された毛蟹の彼を蹴り飛ばし
  てたで、アレはアカンわ。即レッド!」

 こうい複数的乱闘の場合、ましてや7'sの様に、チーム構成人員が少ない場合
 では乱闘に参加した全てを退場にしてしまうとゲームが成り立たない。よって
 「喧嘩両成敗」という事にしようと思ったんだけど、方針変更。

 残念乍ら、レフリー人生で最初のレッドカード提出となってしまった。南京側
 の指導者は、筆者とも古い間柄である。人柄の好い彼の事はよく知っているが、
 残念な事に、それが若いチームに浸透していない。相撲の「心・技・体」では
 ないけれど、マナー的なものの指導が徹底されておらず、ラグビーという競技
 が「乱暴も可能なスポーツ」みたいに誤解されている様で、情け無い。

以上、ちょっと後味の悪いまま、懇親会へ。

キングコングは相変わらず評判好し!♪君が代♪、♪夏の高校野球の歌、♪蝶々
………等々。

ギネスガール(?)、可愛い! (←何のこっちゃ?)

2日目。

●1試合目(北京デビルズvs北京農大);
 
 これは大反省。4点差、デビルズリードの後半ロスタイム。タイムオーバーの
 ラッパが鳴った後の農大ボールラインアウト。あきらかなノットストレート。
 そこで笛を吹くべきだった。そのままデビルズの勝利であるべきだった………。
 
 どうしてあそこで躊躇してしまったんだろう。何の緊張を強いられる場面でも
 ないのに、その時、その場所でだけ、急に身体が金縛りになった様だった。

 気が付けば、農大はアレよアレよとボールを繋ぎ、逆転のトライ。デビルズの
 1人から「ノットストレートでは?」とアピールを受けたが、勿論判定を覆す
 訳には行かない。明らかな、大誤審!
 
 暫く気持ちの整理が出来なかった。自分の中で「天使」と「悪魔」が囁き合う。
 どっちが(天)でどっちが(悪)なのか判らないけど………。

 A)こういうのって、これから何度も有るよ。切り替えようよ。
 B)あ~あ、デビルズの人、可愛そう。折角北京から来て。これでもう終わり。
   夕方まで、何するのん? 長いよ~。
 A)気にしない、気にしない。1日に何試合も吹くんやろ?1つ1つ気にして
   たら、後の試合にも影響するぞ。切り捨てろって!
 B)こういう時に、謙虚に反省出来るレフリーにならなアカンで。切り捨てる
   っちゅう事は、心の通わないレフリングっちゅうこっちゃ。ミスしたのは
   仕方無いけど、それ也の償いはしなければならない。時間を戻す事は出来
   ないんだから、悩んで悩んで、ドン底にまで落ちるのがここで言う「償い」
   というこっちゃ。

●2試合目(SASvs南通タイガース);

 「主に西洋人のご子息(高校生)チーム」vs「南通の大学生(社会人?)」の試合。
 アトラクションとして行われた、10's(10分ハーフ×前後半)の試合。

 高校生レベルの試合を吹くのはこれで2度目。毎度の事乍ら彼等は非常に礼儀
 正しく、素直である。気持ちの良いレフリングが出来た。試合結果はSAS側
 のワンサイドで52対0だったか………。

 午前中の「モヤモヤ」を抱えたままに始めてしまったが、まぁ良くも悪くも、
 吹っ切る事が出来た。


筆者も最近は腹が座って来て、自身の判定に対してアピールが有っても、試合中
は取り合わない事にしている(余程の場合、しかもキャプテンからの場合は例外)。

今回の大会でも幾つか「見解の相違」みたいなのが有り、それぞれハーフタイム
や試合後に、選手との間でディスカッションをした。自身が気付かなかった点を
指摘してもらった時には、素直にお礼も言えた。

今回、かなり永い時間を経過して、やっとデビルズのキャプテンのところに話を
しに行く事が出来た。顔見知りである。彼はひと言………

「気にしてないよ」

………と言ってくれた。それが余計に辛く感じた。本当に申し訳の無い事をして
しまったと思う。来週(……つまり明日=15日)は北京だ。またデビルズの面々
に会う事になる。

「来週、また北京に行くけど、ヨロシク。午後、デビルズがラグビーをする機会
を奪い取ってしまったけど、上海、エンジョイして帰ってくれよな!」………と
言うのが精一杯だった。

以上、ホロ苦の「上海7's」でした。

【オチ通】(470号)は、こうなってます(↓)。


Michael.


毎度のお運び誠に有難うございます。

今週はいよいよ北京との第一回定期戦です。
敵地での試合ですが、軽く勝利しての回滬お待ちしてます。

留守番の皆さんは下記にてグランドで汗を流しましょう。
(双龍としても纏まった練習は有りません。)

12:00 : タッチフットで汗を流す
13:30 : 毛蟹の練習に参加してみる

15th Sat

10.30 - 12 Junior rugby
12 - 1.30 - touch
1.30 - 3.30 rugby
2.00 - 4.00 frisbee
3.30 - Gaelic
4.00 - aussie rules

では、お後が宜しい様で。




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(Vol.14) 「詰め」を怠ってはいけない!

2007-09-05 19:14:31 | 試合結果・練習内容
ありゃ~、大ショック!!

4日(火)に更新完了したつもりだったのに………されていない。どうも、最後の
「確認クリック」を怠ってたみたい。そう「確認クリックをしていない」の記憶
が残ってる。

………という訳で、先週の記録を、残った記憶のままに………。


9月1日(土)、くもり、参加人数:15名(強)。

●久し振りに朝からピッチへ。
●今週の7's大会の予行演習という事で………、
 ①フランス
 ②毛蟹バーバリアンズ
 ③双龍
 ④体育学院
 ………の4チームでリーグ戦。結果は①~④の順位。
●第1試合(双龍vs体育学院)、15(3T)vs14(2T2G)の僅差乍らも、双龍、
 珍しく立ち上がりからエンジンがよく掛かり、内容も良かったと思う。
●体育学院、ミスと反則多過ぎ。BKのラインも、後ずさりばっかり。
●筆者は「小林君」と交代でレフリーを数試合。
 ⇒大反省点は「立ち位置」。改善すべき!
(以上、午前中の出来事)

●夏の間、暫くお休みだったタッチフットリーグ再開。
●双龍は「毛蟹バーバリアンズ」そして「NZ」と「10分ハーフ×前後半」×
 2試合。
●連敗。
●課題:決まり事をキッチリと守らねば………。
    ・最初3つはポンポンと前へ出る(ディフェンスラインを確実に15m
     以上、下げさせる)。
    ・つまらないポイントオーバーをしない。
●筆者、後半のラスト5分弱に、恐々で出場。結構、イケてたかも?
(以上、SRFCとしての行事)

●FWとBKに分かれての練習。
●FW:
 ・ラインアウトの合わせ
 ・ラックから更にサイドを突く
 ・軽くスクラム
  ⇒今後も、スクラムの時には出来るだけBKの選手に「煽って」もらおう!
 BK:
 ・サインプレーの確認
●何れも、9月15日の「滬京対抗戦」に照準をしぼった内容で。
(以上、午後の出来事)

こんなところでしょうかね?

………という訳で【オチ通(469号)】に合わせた更新時にでも………と考えて
いた「小道具シリーズ【2】」は、また別の機会に延期致します。

************************************************************************

さて、今週は、7'sの大会。各地から、ゲストレフリーが多数来滬予定との事。
何でも、香港から5名~6名、台湾・広州・北京の各地から1名~2名、それに
韓国からも……という事で、審判部も大所帯な感じ。去年は2日目の1試合だけ
ホイッスルを持たせてもらったけど、今年は出番有るかなぁ?TJやインゴール
だけで突っ立ってると、腰に来るんよねぇ。


では、その【オチ通(469号】です(↓)。

************************************************************************

本日わさわざのお運び有り難く存じ上げます。

季節の変わり目で体調くずしたり腰をいわす方が多い様です。(腰は一人だけの様ですが。)
体調管理宜しくお願いします。

では、今週の予定です。

今週は2日間に亘りShanghai 7'sの大会です。
(添付日程表も参照下さい。)

9月8(土)

7:45 : 古北ローソン前集合
8:30 : グランド集合+アップ
9:00 : 双龍第一試合 (vs Shanghaiベース外人チーム)
12:20 : 第二試合 (vs 北京農大)
15:20 : 第三試合 (vs Beijing Advarks)
18:00 : 近所の中華レストランでのパーティー+チーム対抗歌合戦

9月9日(日)

8:15 : 古北ローソン前出発
9:00 : グランド集合
9:20 : 双龍第一試合の可能性有り(前日の結果次第)
12:40 : 相撲大会 
      双龍代表 対 広州代表 (今場所一番目の取組み)

14:00 : Shield final
14:30 : Bowl final
15:00 : Plate final
15;30 : Cup final
16:30 : 表彰式
17:00 : BBQ@グランド

* ユニフォーム:
初日はLOOKジャージ・二日目はYOKOGAWAジャージをご準備下さい。
* 各位よりRMB 200程度の参加費を頂きますのでご了承下さい。

集合ネット登録宜しく → http://www.syugo.net/team/?soryu

では、お後が宜しい様で。
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