いつも写真少年

17歳から写真を始めて数十年。今でも、いつも写真少年です。

瀬戸蔵ミュージアム

2009年09月19日 00時09分55秒 | Weblog
                    「土・日曜日、祝日に更新」コメントにお答えします


9月12日・13日に愛知県瀬戸市で行われた「せともの祭り」は、やはり雨でした。いつも写真少年が読んだ「瀬戸探訪記2005」をご紹介します。
 せともの祭りは磁祖「加藤民吉」の祭礼。ここでは少し昔話を・・・。
  瀬戸は昔陶器で産業がなりたっていたが、九州のほうで磁器というあたらしい手法の器が興り、美しい染付が施されるようになりました。

そこで加藤民吉が今で言う産業スパイになって命がけで九州の有田へ旅立ったのです。
 苦節の上、瀬戸に磁器製法を持ち帰ったのですが、九州に渡った際地元の窯元の娘と結婚して子供をもうけました。
  しかし技術を習得した民吉は妻子をおいて瀬戸に戻らなければなりませんでした。

その後を追って瀬戸にやってきた妻子は村人に民吉に会うことを許されず、近くの池に身を投げたそうです。
 そこでせともの祭りに必ず雨が降るのは、その妻子の涙だと言われるようになったのです。
  つい最近まで9月の第3週の土日にせともの祭りが開催されていたのが、気象統計的に雨が降りにくい第2週に変更されました。

ということで、9月12日の土曜日は、朝からシトシト雨、昼からザーザー降りでした。観光客のみなさん、商売屋さんごめんなさい。
 まあ、いつも写真少年が謝ることではありませんが、晴天の13日にお祭りへ行きました。
  ちょっと暑かったので、「瀬戸蔵ミュージアム」だけを見て帰りました。せともの祭りの日に撮った、まったく普通の日の写真です。



画題 : 家族と一緒
一言 : とても寒く、水仕事は大変です。でも、家族と一緒なら頑張れます
コメント : 父ちゃんも母ちゃんも頑張っています



「変~ん身~ん。型出しから絵付けまで、一つ一つの工程が分かる、キレイな白頭鷲の大変身です」



「ミサを捧げる人、晩餐のひと時、子どもを寝かせるなど、フィギュアが無かった時代の磁器人形です」



「助けたい。いつも写真少年の大好きな人が、おかしな人に言い寄られています。でもカッコイイよな」


※ 午前0時・・分・・秒、「ピィピィプー」の時報を待つかのような更新は、名付けて「忍者ブログ」
コメント (2)
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