土・日曜日、祝日に更新し、毎回4枚(群)の写真と撮影秘話を中心に、楽しかった思い出をお伝えしています。
7月16日、愛知県瀬戸市山口地区にある「山口八幡社」では、同市の南部に位置する「本地地区・菱野地区」
から山口地区へ送り継いだ「虫達(仮想)」を山口地区にある「多度神社」まで送って行きました。
2019年までは軽トラの荷台に旗を付けた笹を飾り、太鼓と鐘を鳴らしながら山口地区をゆっ
くりと進んだそうですが、新型コロナウイルスの影響が残る今年も直行しました。
7月16日、山口八幡社において農作物に虫の害が無いように祈る「虫送り」と言う神事
が有り、虫達を山中の「多度神社」まで送って行きました。
今年は「関西大学大学院 日本史専修民俗学専攻」の女学生さんが取材に訪れて、神事や
多度神社まで同行しました。
雨降りの日よりはいいですが、気温と湿度が高くて少し動くだけで「汗ザクザク」にな
りました。
虫達を山中の「多度神社」まで送ったので、今年は害虫である「ウンカ(浮塵子:稲の
害虫となる体長5mmほどの昆虫)など」の発生が抑えられることを願っています。
田んぼの畦道(あぜみち)を歩くときは、マムシに注意しなければなりません。
※ 午前0時・・分・・秒、「ピィピィプー」の時報を待つかのような更新は、名付けて「忍者ブログ」と呼んでいます。
虫送りと言う言葉は聞いた事はありますが、良くはわからないですが、写真少年さんのブログの説明文で、良くわかりました。
ここの所、屋外に出るのも嫌なくらいの暑さが続きますが、撮影お疲れ様でした、くれぐれも熱中症にはお気をつけて下さいね。
ホント暑いですねー。
恒例とはいえ、暑いなか伝統行事をキチンと実行されてお疲れさまでした。
瀬戸の多度神社はお聞きしたことはありますが、お詣りしたことはありません。写真で拝見するとほんとに山の中ですねー。それこそ「まむし」が出てもおかしくありませんね。
マップで検索したら若宮町のずっと奥の方ですね。
ことしの豊作をお祈りします。
とっさー
国や県の無形文化財に指定された各地の「虫送り神事」は残っていますが、そうではない小さな「虫送り神事」は廃止傾向にあります。
そんな中で、山口八幡社の宮司さんが兼務する神社のがある「本地地区・菱野地区」のみなさんと協力しながら、今後も文化継承を行い続けています。
それにしても暑かったです。気象庁発表の名古屋気象台観測では、最高気温が35.4℃、平均湿度は69%とのことです
名古屋気象台観測では、最高気温が35.4℃、平均湿度は69%とのことであり、多度神社の山の中はやや涼しくても、その分湿度は高く感じました。
昆虫や爬虫類の住みやすそうな状況ですが、人間にとっては不快な環境でした。
「瀬戸市 多度神社」をネットで調べると「愛知環状鉄道の山口駅出口から徒歩約32分」とあり、所在地は「瀬戸市海上町」の山の中です。
今年も今後も、稲作で台風や害虫の影響を軽減出来ることを願っています