TVの番組間にやる短い通販のコーナーでウォーキング・シューズの宣伝を見た家内が、「このデザインなら男性用はスーツにも合いそう」というナレーションに、どう見ても合わないでしょと突っ込んでいました。
そう言えば先日、白井さんが電車の中で「最近はちゃんとした底の靴を履いている人が少ないね」と周りを見渡して仰るので、形状的に平坦でスーツには不似合いなウレタンっぽい底の靴や反り返った靴底が氾濫している現状を思い起こし、一頃の本格靴への盛り上がりは何だったのかなと無理な接ぎ木を見たような印象が蘇ります。
「何でもないことは流行に従う。重大なことは道徳に従う。芸術のことは自分に従う」と言ったのは小津安二郎監督でした。
価値基準は人それぞれですが、どうでもよいと思って流行に従った結果がアブドラ・ザ・ブッチャーみたいな靴だったり、意図しないイカガワシイ風体になってしまったり、その辺は気を抜く所ではないようです。
特にアパレルの人にとっての着こなしは、上記の「何でもないこと・重大なこと・芸術のこと」のどれに近いか問うてみると三番目に最も近く、勉強を積み重ねた自分に従うべきもののように思えます。
なんて堅い話になってしまいましたが、本日の話題は画像とはソール違いでした。
そう言えば先日、白井さんが電車の中で「最近はちゃんとした底の靴を履いている人が少ないね」と周りを見渡して仰るので、形状的に平坦でスーツには不似合いなウレタンっぽい底の靴や反り返った靴底が氾濫している現状を思い起こし、一頃の本格靴への盛り上がりは何だったのかなと無理な接ぎ木を見たような印象が蘇ります。
「何でもないことは流行に従う。重大なことは道徳に従う。芸術のことは自分に従う」と言ったのは小津安二郎監督でした。
価値基準は人それぞれですが、どうでもよいと思って流行に従った結果がアブドラ・ザ・ブッチャーみたいな靴だったり、意図しないイカガワシイ風体になってしまったり、その辺は気を抜く所ではないようです。
特にアパレルの人にとっての着こなしは、上記の「何でもないこと・重大なこと・芸術のこと」のどれに近いか問うてみると三番目に最も近く、勉強を積み重ねた自分に従うべきもののように思えます。
なんて堅い話になってしまいましたが、本日の話題は画像とはソール違いでした。